女性の団員のみで構成される、宝塚歌劇団。華やかな世界観で人々を魅了し続けてきた宝塚歌劇団は、2024年に創立110周年を迎えます。これに先立ち、2023年7月10日、「宝塚歌劇110周年概要発表会」が行われ、公演のラインナップが発表されました。

宝塚歌劇110周年を迎えるにあたって

2023年7月10日に行われた、「宝塚歌劇110周年概要発表会」。発表会には宝塚歌劇団理事長のほか、花・月・雪・星・宙組の各トップスターが出席しました。110周年のロゴが披露されるとともに、2024年前半の公演ラインナップや記念行事のスケジュールも発表。

また、5人のトップスターが、110周年に向けてそれぞれの意気込みを語りました。2024年前半に宝塚大劇場と東京宝塚劇場で行われる公演スケジュールは、以下の通りです。

宝塚大劇場公演東京宝塚劇場公演
星組RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)

レビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』
2024年1月1日(月)~2月4日(日)2024年2月23日(金)~4月6日(土)
花組ミュージカル『アルカンシェル』~パリに架かる虹~2024年2月9日(金)~3月24日(日)2024年4月13日(土) ~5月26日(日)
月組ミュージカル・ロマン『Eternal Voice 消え残る想い』

レビュー・アニバーサリー『Grande TAKARAZUKA 110!』
2024年3月29日(金) ~5月12日(日)2024年6月1日(土) ~7月7日(日)
宙組宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』

ミュージカル『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』
2024年5月17日(金) ~6月23日(日)2024年7月13日(土) ~8月25日(日)
雪組宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』 -フェルゼン編-2024年7月6日(土) ~8月11日(日)2024年8月31日(土) ~10月13日(日)
参照元:(追)宝塚歌劇110周年概要発表会 | ニュース

併せて、2024年4月9日には宝塚大劇場で「宝塚歌劇110周年記念式典」が開かれます。さらに、10年に一度となる「宝塚歌劇110周年記念大運動会」も大阪城ホールで開催予定。ファンには見逃せないイベントが続きますよ。(関連記事:10年に1度の大イベント!宝塚歌劇団スターの素顔が見られる大運動会とは?

110周年前半の宝塚歌劇団、注目ポイントはここ!

星組:記念すべき110周年のトップを飾るのは、星組によるミュージカル『RRR』です。大ヒットしたインド映画が、宝塚歌劇団ではどう演出されるのか…チャレンジ精神全開の舞台は見逃せません。

花組:花組は、『エリザベート』の脚本で有名な小池修一郎氏による書き下ろしミュージカルを上演。平和をテーマにした作品が今のタイミングで演じられることに、大切な意味を感じます。

月組:3月から宝塚大劇場で始まる月組の公演は、2024年春に宝塚音楽学校を卒業する110期生の初舞台となります。お芝居を楽しむとともに、フレッシュな新人タカラジェンヌにエールを送りたいですね。(関連記事:宝塚歌劇団の初舞台はいつ?新人タカラジェンヌにエールを送ろう

宙組:宙組は、110周年記念の和物レビューと大人気ゲーム「FF」のミュージカルという、異色の組み合わせに挑戦。伝統を受け継ぎながら新しい境地を目指す、宝塚らしさに溢れた演目です。

雪組:宝塚歌劇団における代表作のひとつ、『ベルサイユのばら』。初演から50周年となる2024年に、10年ぶりに宝塚大劇場で上演されます。フェルゼン編では、これまでの「フェルゼンとマリー・アントワネット編」とはまた違った視点で物語が紡がれるのか、要チェックです。(関連記事:“初めてのタカラヅカ”には『ベルサイユのばら』がおすすめ!

どの組の公演も、110周年にふさわしい魅力たっぷりの内容となっていますよ。今後、2024年後半に関する続報にも乞うご期待!

もこ

筆者が本格的に宝塚歌劇団にハマったのが、ちょうど100周年にあたる2014年でした。あれから10年、きたる110周年のスケジュールを見ているだけで、ワクワクしっぱなしです!