劇団四季出身で、現在もミュージカルやコンサートなど幅広い分野で活躍している樋口麻美さん。そんな彼女がトーク番組のホスト役を演じる『ザ、ヒグチアサミショー vol.2〜a reading with songs from various shows〜』が、8月17日に開催されます。

“ヒグチアサミ”のトーク番組へようこそ!

『ザ、ヒグチアサミショー vol.2〜a reading with songs from various shows〜』は、樋口麻美さんとゲストが織り成すリーディング公演です。

リーディング公演とは、役者が台本を持って朗読したり演じたりする形式のこと。日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、ブロードウェイをはじめとした海外の劇場ではよく上演されています。大がかりなセットや照明、衣装を使わない分、役者の表現力が作品の世界観を創り出す原動力に。観客にとっても、さまざまな楽しみ方ができる舞台ではないでしょうか。

今回の公演は、2023年11月に上演された『ザ、ヒグチアサミショー』に続く第2弾です。とある『トーク番組』のホストを務める“ヒグチアサミ”が、ゲストとともにトークと歌で会場を盛り上げます。

第1弾では、樋口さんと同じ劇団ひまわりの出身である吉沢梨絵さんが、ゲストとして出演。2人の歌う姿は、第1弾の公式サイトで視聴できます。映画『ポカホンタス』の主題歌「Color of the Wind」やAdoさんの「私は最強」、竹内まりやさんの「人生の扉」など、楽曲のジャンルは実に多彩。既存の有名曲を会話の流れに合わせてつないでいく、ジュークボックスミュージカルのような演出が大きな魅力となっています。

劇団四季コンビによる一夜限りの舞台

樋口麻美さんは、劇団ひまわりと劇団四季に所属した経歴を持つ実力派女優。劇団四季では、『キャッツ』『ライオンキング』『ウィキッド』など、数々の作品で主要な役を務めました。退団してからも、力強い歌声と巧みな演技力を活かし、ミュージカルを中心に活躍されています。

そして、第2弾のゲスト役である上川一哉さんも、劇団四季の出身なんです。『リトルマーメイド』のエリック王子や『キャッツ』のラム・タム・タガーなどを演じて経験を積み、退団後も精力的に活動。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』では、2023年版に引き続き、2024年版でもロートレック役での出演が決まっています。

「麻美さんは劇団四季時代の憧れの先輩!」と語る上川さんは、どんなゲストとして登場するのでしょうか。また、劇団四季コンビにちなんだ楽曲が、ソロやデュエットで披露されるのかも気になるところです。

また振付として、ダンサー・俳優の加島茜さんが参加決定!加島さんは『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』 にアンサンブルキャストとして参加しており、振付家としての活動は本作がデビューとなります。

『ザ、ヒグチアサミショー vol.2〜a reading with songs from various shows〜』は、8月17日(土)に東京有楽町I’M A SHOW(アイマショウ)にて上演予定です。チケットの一般予約は、6月16日(日)12:00スタート。このほか公演に関する詳細は、公式サイトをご確認ください。

もこ

トークショーのようでコンサートのようでもある、ちょっと不思議なコンセプトの舞台。樋口さんや上川さん演じるキャラクター設定、そして楽曲のチョイスにも期待が高まりますね!