出演者が初見の台本を即興で演じる実験的ライブが、2026年4月に博多座で開催されます。森公美子さん、花總まりさん、浦井健治さん、川平慈英さんという実力派俳優が、当日まで非公開の演目に「ぶっつけ本番」で挑みます!

唯一無二の本読みライブ『いきなり本読み!』とは?

『いきなり本読み!』とは、舞台上で俳優たちが初見の台本を読み解きながら、即興的に役を演じる実験的ライブ企画です。劇作家・脚本家の岩井秀人さんが発案者で、「出来上がった作品より、稽古場こそが一番おもしろい」という信念から生まれました。

なんと当日まで演目は完全非公開!何が起こるのか出演者すら知らず、その場で渡された脚本を手に、稽古なしの「本読み」によって演技を組み立てていきます。正真正銘の「ぶっつけ本番」なので、ページをめくるたびに舞台の空気が変わり、俳優も観客も特別なライブ感を味わえます。

さらに演出や舞台セットがない分、脚本そのものの面白さがより鮮明になります。戯曲や言葉の力と俳優の表現力がダイレクトに届き、観劇の新たな楽しみ方を知れるかもしれません。

脚本の世界観、俳優の瞬発力、ライブならではの緊張感……すべてがその日その場限りです。出演者たちの素の反応、役を掴むまでの葛藤や挑戦、共演者との化学反応など、通常は稽古場でしか見られないプロセスが見られることでしょう。

観劇初心者も必見の俳優4名が勢揃い!

「『いきなり本読み!』in博多座 ミュージカル版」に森公美子さん、花總まりさん、浦井健治さん、川平慈英さんが出演します。

森公美子さんといえば日本を代表するミュージカル歌手。圧倒的なハイトーンボイスを強みとしながら、チャーミングなキャラクターも人々の心を惹きつける、生粋のエンターテイナーです。

東宝ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』(1985年)がきっかけで注目されて以降、オペラやミュージカルだけでなく、バラエティ番組やテレビドラマでも活躍しています。2015年、ミュージカル『シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜』で、第40回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞しました。

花總まりさんは、元宝塚歌劇団宙組・雪組トップ娘役で、「100年に1人の娘役」と称された俳優です。トップ娘役の任期が12年を超え、宝塚歌劇団における歴代最長記録となりました。高貴さと透明感、のびやかな歌声、マリー・アントワネットから殺し屋まで演じる表現力は、常に観客を圧倒してやみません。ミュージカル『バグダッド・カフェ』(2025年)にて森公美子さんと共演したこともあり、今回はどんな化学反応が生まれるのか楽しみです。

浦井健治さんは、特撮ドラマ『仮面ライダークウガ』(2000年)で俳優デビューし、4年後にミュージカル『エリザベート』で皇太子ルドルフ役に選ばれたという経歴があります。舞台ファンから「カメレオン俳優」と呼ばれ、ミュージカルやストレートプレイを中心に、テレビやラジオでも活躍してきました。第31回菊田一夫演劇賞や第22回読売演劇大賞・最優秀男優賞を受賞するなど、活躍から目が離せない存在です。

川平慈英さんはタレントやスポーツキャスターの印象が強いかもしれません。実は大学在学中にミュージカル俳優としてデビューし、今も多数の作品に出演しています。コミカルなイメージが定着していますが、シリアスな演技もこなす方なので、今回どんな役を演じるのか期待が高まります。

さらに、2026年に上演予定のミュージカル『最強のふたり』で浦井健治さんとダブル主演するため、その関係性が「本読み」にどうつながるのかも気になります!

そして進行・司会・演出を務めるのはもちろん、岩井秀人さんです。

「『いきなり本読み!』in博多座 ミュージカル版」は、博多座で2026年4月14日(火)15時から開演します。出演者と一緒に「本読み」を体験できるチケットや、最前列限定の特等席チケットもありますので、詳しい情報は公式サイトからご確認くださいね。

さよ

演出なしの「本読み」だからこそ、役が生まれる瞬間の戸惑い、発見、化学反応がそのままステージに展開されます。共演経験のあるキャスト同士が、即興劇の中でどのような素の表情や連携を見せるのかも含めて、その日限りの緊張感が楽しみです。