劇団かもめんたるの約1年ぶりの本公演『奇事故(KIJIKO)』は、催眠術ショー中に催眠術師が殺されたせいで、催眠術にかかったまま暮らすことになった少女のその後の人生が描かれるコメディ作品。1月25日(水)〜1月29日(日)に、東京・あうるすぽっとで上演されます。
「演劇ファンにこそ観てほしい」劇団かもめんたる
劇団かもめんたるは、お笑いコンビかもめんたるの岩崎う大さんと槙尾ユウスケさんの2人に加え、小椋大輔さん、もりももこさん、土屋翔さん、野口詩央さんとオーディションで選ばれた個性豊かな俳優たちが所属しています。演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチさんに「演劇ファンにこそ観てもらいたい」と高く評価されている劇団。シニカルな笑いの中に、人間愛が滲む作風が特徴です。
劇団主催のお笑いコンビ・かもめんたるは、2013年にキングオブコントで優勝した実力派コント師。2022年のM-1では準々決勝まで通過しましたが、惜しくも準決勝で敗退となってしまいました。
2022年1月の『S.ストーリーズ』から約1年ぶりの公演。出演するのは、上記の劇団かもめんたるメンバーに加え、『S.ストーリーズ』にも出演していた高畑裕太さん、宮下雄也さん。そして、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで宍戸亮役を務めた小早川俊輔さん、映画『そばかす』に出演している浅野千鶴さんの10名です。
今作から劇団員に加わる野口詩央さんの活躍にも期待ですね!
「今までの作品にはないスケール」岩崎う大自信作!
『奇事故(KIJIKO)』は昭和XX年の話。戸田雉子ちゃん親子は催眠術ショーの会場に足を運びました。当時9歳の雉子は、大人気催眠術師・木村トーゴーに、舞台上で海賊のキャプテンになる催眠術をかけられます。
すると突然、木村トーゴーが関わったとされる詐欺事件の被害者・山中正太郎の息子の山中幸一が舞台上に乱入し、木村を刺殺します。ショーは即座に中止となり、このニュースは当時のワイドショーを賑わせました。
しかし、雉子にかけられた催眠術はそのまま。一家はその後、どのように生活をおくったのでしょうか…。
本作について、作・演出を務める岩崎さんは「今回も、どこでも観たことないようなお話ができあがりました。何個もヒラメキがあり、今までの作品にはないスケールのお話になったと自負しております」と話す、自信作。期待が高まります。
劇団かもめんたる第12回公演『奇事故(KIJIKO)』は1月25日(水)〜1月29日(日)に東京・あうるすぽっとで上演です。詳しくはこちらから。
今回も奇想天外なう大さんワールドが炸裂すること間違いなし!チケットがすでに少なくなってきているようです。お早めにご予約ください!