演劇メディア「Audience」が開催する<観客が選ぶ!Audience Award 2022>。第1回目の開催となりましたが、1800件を超える投票を頂きました!演劇作品部門・ミュージカル作品部門・小劇場作品部門・配信作品部門・演出部門・楽曲部門・脚本部門・美術部門・俳優部門・ネクスト俳優部門の全10部門の結果をまとめます。
Audience Award 2022受賞作品まとめ
演劇作品部門
大賞:舞台『千と千尋の神隠し』
第2位:『夏の砂の上』
第3位:音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』
ミュージカル作品部門
大賞:ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』
第2位:ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』
第3位:ミュージカル『エリザベート』
小劇場作品部門
大賞:ミュージカル『COLOR』
第2位:KERA・MAP #010『しびれ雲』
第3位:二人芝居『建築家とアッシリア皇帝』
配信作品部門
大賞:舞台『千と千尋の神隠し』
第2位:ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』
第3位:『夏の砂の上』
演劇作品部門・ミュージカル作品部門・小劇場作品部門・配信作品部門の詳細はこちら
演出部門
大賞:河原雅彦さん(ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』)
第2位:栗山民也さん(『夏の砂の上』)
第3位:ジョン・ケアードさん(舞台『千と千尋の神隠し』、ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』)
楽曲部門
大賞:ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』より「幸せの秘密」
第2位:音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』より「彼方の景色」
第3位:ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』
脚本部門
大賞:松田正隆さん(『夏の砂の上』)
第2位:中島かずきさん(『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』)
第3位:倉持裕さん(音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』)
美術部門
大賞:舞台『千と千尋の神隠し』
第2位:ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』
第3位:『夏の砂の上』
演出部門・楽曲部門・脚本部門・美術部門の詳細はこちら
俳優部門
大賞:中村倫也さん(ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』)
第2位:田中圭さん(『夏の砂の上』)
第3位:上白石萌音さん(舞台『千と千尋の神隠し』、ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』)
ネクスト俳優部門
大賞:山田杏奈さん(『夏の砂の上』)
第2位:中川大志さん(音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』)
第3位:石田ニコルさん(『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』)
俳優部門・ネクスト俳優部門の詳細の詳細はこちら
【編集長後記】
ニューヨーク・ブロードウェイにはトニー賞があり、ノミネート作品のカンパニーが圧巻のパフォーマンスを披露する祭典となっています。そのパフォーマンスに感動して翌年に観にくるお客さんも多いため、カンパニーも凄い気合で臨むのだとか。筆者も以前、トニー賞の放送で『FROZEN』(アナと雪の女王)のパフォーマンスに感動し、どうしても生で観たくて、実際にブロードウェイに行き観劇しました。生で(1列目で!)観た「Let It Go」は身体が震えるほど素晴らしかったです。入賞するかどうかも大切ですが、トニー賞をきっかけに新たな作品に出会う、というのが大きな意味を持つように感じます。
トニー賞ほど大きな賞ではありませんが、お客さんと生の空間を共有する演劇だからこそ、お客さんの声を集めた賞を作れたら良いなと思い、今回のアワード開催に至りました。本屋大賞やベストコスメ(ベスコス)など、誰かの声が後押しになることも多い今、演劇も「オーディエンスの声」を良い形で活かせたら、と思った次第です。
頂いたコメントを読んでいると、作品からどんな感動を受けたのか、書いた方の体温まで伝わってくるようで、改めて演劇の素晴らしさを実感しました。このアワードが誰か1人でも、「演劇観てみたい」「こんな作品もあるんだ」と思っていただけるきっかけになれたら、こんなに嬉しいことはありません。
たくさんの投票、ありがとうございました!Audienceでは、「生きててよかった」と思えるような作品との出会いをご提供すべく、様々な記事をアップしております!また、俳優さんに深掘りインタビューしている様子を生配信する「この先、沼につき注意!DEEP DEEP TALK」(#沼トーク)も開催中!演劇作品を楽しむ助けになる存在になっていけるよう、精進して参りますので、今後も一緒に盛り上げてくださいましたら、幸いです。