ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの戯曲を様々な演出家が手がけるKERA CROSSシリーズ。第五弾でシリーズラストとなる『骨と軽蔑』は、書き下ろしの新作であり、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん自ら演出を手掛けます。
KERA CROSS シリーズ終結。KERA書き下ろし新作を上演
2018年に紫綬褒章を受章、2019 年には第26 回 読売演劇大賞 最優秀作品賞・優秀演出家賞を受賞した劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さん。KERAさんの戯曲を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創り上げる連続上演シリーズが「KERA CROSS」です。
2019 年の第一弾『フローズン・ビーチ』は鈴木裕美さん、2020 年の第二弾『グッドバイ』は生瀬勝久さん、 2021 年の第三弾『カメレオンズ・リップ』は河原雅彦さん、2021年12月~2022年2月の第四弾『SLAPSTICKS』は三浦直之さんが演出を手掛けました。
そしてシリーズラストとなる今回は、KERAさんが作・演出を務め、書き下ろしの新作を上演します。
出演は、宮沢りえさん、鈴木杏さん、犬山イヌコさん、堀内敬子さん、水川あさみさん、峯村リエさん、小池栄子さん。日本を代表する名女優7名が集結します。
KERAさんは「女優のみが出演する舞台を書いて演出するのは、記憶が正しければ、これが3作目、23年ぶりのことだ。女優4 人と創った一作目も、女優21 人と作った二作目も、独自の香りを放つ特別な作品となった。今の時代、俳優は俳優であって、男優も女優もないと言う向きもあろうが、特別なものは特別なのだから仕方がない。ご期待頂きたい」とコメントしています。
KERA CROSS 第五弾『骨と軽蔑』はシアタークリエにて2024年2月23日(金)から3月23日(土)まで上演。その後、福岡・博多座にて3月27日(水)から3月31日(日)まで、大阪・サンケイホールブリーゼにて4月4日(木)から4月7日(日)まで上演されます。
物語についてはまだ明かされていませんが、7名の出演者のお名前を見るだけでも期待が高まります。