小劇場を中心に活躍する劇団が集まり、1劇団45分・1公演2劇団という構成や、観客からの質問にその場で答える公開ティーチインなどが話題を呼んでいる関西演劇祭。5年目を迎える今年は11月11日(土)から19日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA SSホールにて開催されます。

化学反応の生まれる演劇祭が今年も開催!

関西演劇祭は2019年にスタート。1劇団45分、2劇団ごとに上演し、上演後は観客やスペシャルサポーターらによる公開ティーチインが行われます。上演は15公演30ステージ実施され、日によって劇団の組み合わせは変化。同じ作品でも前後の劇団の作品によって印象が変わったり、ティーチインを受けて公演中に作品のブラッシュアップが行われたりと、化学反応が生まれる演劇祭となっています。

今年は大阪で活動するArtist Unit イカスケ、MousePiece-ree、無名劇団、ヨルノサンポ団、京都で活動する劇団FAX、奈良で活動する餓鬼の断食、名古屋で活動する演劇組織KIMYO、東京で活動する劇団イン・ノート、バイク劇団バイク、福岡で活動するPandAと全国から注目劇団が集いました。

そして2023年の実行委員会を務めるのは、俳優・南野陽子さん。フェスティバル・ディレクターは板尾創路さん、スペシャルサポーター(審査員)は株式会社ネルケプランニング代表取締役社長の野上祥子さん、映画監督の三島有紀子さん、NHKエンタープライズ エグゼクティブ・ディレクターの岡田健さん。スーパーバイザーは劇作家・演出家の西田シャトナーさんです。

11月19日には表彰式が行われ、MVO(most valuable opus)、脚本賞、演出賞、アクター賞、審査員特別賞、観客賞が決定します。チケットの詳細は公式HPをご確認ください。

関連記事:板尾創路×上田誠(ヨーロッパ企画)が語った、演劇の根幹と使命とは?

関連記事:板尾創路×岩崎う大、初対談で語った「演劇とお笑い」の関係性とは?

関連記事:役者はどこまで行ってもアナログ、演劇はずっと変わらない。それでも演劇を広げていくために。板尾創路×内田滋 対談

関連記事:G2×板尾創路×瀧澤翼、初鼎談で3人が語った、それぞれの出会いと演劇の未来

Yurika

8月にOFF・OFFシアターでシェイクスピアの『夏の夜の夢』をモチーフにした『海賊盤・夏の夜の夢』を上演していた劇団イン・ノートも出場!活躍が楽しみですね。