ブロードウェイを代表する喜劇作家、ニール・サイモン作『裸足で散歩』が、2022年版好評につき、2024年9月より再演!主演は前回に引き続き、ミュージカルからストリートプレイ、歌手活動まで幅広い活躍をみせる、加藤和樹さん。1960年冬のニューヨークを舞台に、若い夫婦が繰り広げるハートフルコメディをご紹介します。

1960年代冬、ニューヨークの古いアパートで巻き起こる新婚夫婦と個性豊かな住人のハートフルコメディ

舞台は1960年代、2月の寒いニューヨーク。古いアパートの最上階に新米弁護士のポール・ブラッターと、妻・コリー・ブラッターの新婚夫婦が引っ越してきました。

ただアパートにエレベーターはなく、工事に来た電話会社の男も息切れして話せないほどの階段、天窓には穴があき、暖房も壊れています。その上、家具も届いておらず、夜には雪が降るとのこと。

そんなアパートには不思議な住人がたくさん住んでいました。例えばその中のひとり、屋根裏部屋に住むヴィクター・ヴェラスコはブラッター家の窓を通り自分の部屋へ行きます。妻・コリーはここでの生活をすごく気に入り楽しんでいますが、弁護士であるポールは真面目な性格がゆえにこのアパートでの生活に馴染めずにいました。

ある日コリーは、母であるバンクス夫人との食事に、屋根裏部屋に住むヴェラスコを誘います。しかし、みんなが帰った後、2人きりになったポールとコリーはケンカを始めてしまい…。ポールとコリーの新婚生活はどうなってしまうのでしょうか。

全国11都市、前作とほぼ変わらない座組での再演!取材会参加付のチケットも

『裸足で散歩』は、舞台のみならず映画やテレビの脚本も手掛け、ブロードウェイを代表する喜劇作家である、ニール・サイモンさんによる戯曲。ブロードウェイでの舞台のヒットに続き、ニール・サイモンさん自身が映画用に脚色、ロバート・レッドフォードさんやジェーン・フォンダさんという大スターを起用し、舞台でも演出を担当したジーン・サックスさんが監督を務め、映画版は1967年に世界中でヒットしました。

今回の再演版も、演出は、鴻上尚史をはじめとする第一線の演出家の演出助手を務める他、自らも舞台『DOLL』などの話題作での演出や、『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』では脚本を担当された、元吉庸泰さん。

新婚夫婦も2022年より続投!新米弁護士のポール役には、第46回菊田一夫演劇賞を受賞、ドラマやミュージカル、ストリートプレイから歌手活動まで、あらゆる舞台で引っ張りだこの加藤和樹さん。自由奔放なコリー役は、前作にて初舞台、近年では俳優活動の他に音楽活動にも力を入れている高田夏帆さん。

電話会社の男役には、劇団ラッパ屋の旗揚げメンバーのひとりであり、数々のドラマに出演されている福本伸一さんが新たに参加。屋根裏部屋に住んでいる一風変わった住人ヴィクター・ヴェラスコ役は、第56回紀伊國屋演劇賞個人賞に続き、一昨年には第29回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞された松尾貴史さん。コリーの母・バンクス夫人役には、声優のみならず、ミュージカルや舞台、テレビドラマなど…幅広く活躍されている、戸田恵子さんと、個性派俳優の両巨頭が、前作から続いて出演されます!

ほぼ前作の座組が揃ったかたちでの再演、さらにパワーアップして帰ってくること間違いなし。そして今回は北海道をはじめとする初上演の場所も含め、9月~11月にかけて、東京・大阪・茨城・神奈川・静岡・北海道・宮崎・大分・宮城・愛知・香川をまわります!銀座 博品館劇場での上演は11月8日(金)から19日(火)まで。

加えて、東京での公演(曳舟文化センター、タクトホームこもれびGRAFAREホール、銀座 博品館劇場)を対象に、枚数限定ですが取材会参加券付きチケットが販売されます!取材会に参加できる貴重な機会ですので、ご予定合う方はそちらもチェックされてはいかがでしょうか?公式HPはこちら

おむ

筆者は仮面ライダー好きなので…。高田さんが出演されるということで大変注目してます。