2023年に帝国劇場でミュージカルとして初舞台化された『SPY×FAMILY』。連日満席の大ヒットを記録した本作が再び帰ってきます!帝国劇場閉館後の2025年10月、日生劇場にメイン劇場を移しての再演。新キャストも加わり、アーニャ役は今回も大規模オーディションが実施されます。

男はスパイ×少女は超能力者×女は殺し屋、世界の平和はこの3人に託された!?

2019年3月より「少年ジャンプ+」(集英社)にて連載中の遠藤達哉さんによるスパイアクション&ホームコメディ『SPY×FAMILY』。「スパイ&超能力者&殺し屋が互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる」というユニークな設定や、スタイリッシュでキュートなキャラクターたち、シリアスとコメディが絶妙にブレンドされた世界観、巧妙なセリフ回しとアクションなど唯一無二の魅力を放つ作品です。

シリーズ累計発行部数は3,600万部を突破、2022年テレビアニメ化(2025年に Season 3が制作決定)、2023年冬にはアニメ映画化され、興行収入62億円を突破する大ヒットを記録しました。

製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社

原作のヒットから間も無く舞台化も進められ、2023年帝国劇場にてミュージカル『SPY×FAMILY』が上演。子役キャストが扮したアーニャ役の愛くるしさは、ミュージカルファン、原作ファンの双方を魅了しました。

そして2025年、再演が早くも決定。初演に引き続き脚本・作詞・演出をG2さん、作曲・編曲・音楽監督をかみむら周平さんが務め、9月のプレビュー公演を皮切りに、10月の日生劇場での本公演、11月~12月の5大都市全国ツアー公演が行われます。

ロイド・フォージャー(凄腕スパイ:コードネーム〈黄昏(たそがれ)〉役を務めるのは、初演でもロイドを演じた森崎ウィンさんと、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にハリー・ポッター役で出演中の平方元基さん。

森崎さんは「西国 WISE から招集がかかった。嬉しい限りだ!今回のミッション、よりよき世界のために全力を尽くす事を約束する。子どもが泣かない世界を実現するためには、諸君らの力も必要だ。劇場に駆けつけて、共に難解なミッションに挑んで欲しい。また皆と会える事を楽しみにしている…というコメントを、書いてしまうくらい、森崎ウィン自身喜びと興奮に包まれております。劇場でお待ちしています!」と興奮たっぷりにコメント。

製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社

平方さんは「『SPY×FAMILY』の魅力は、家族をテーマにしたユニークな設定と多彩なキャラクターにあると思います。ロイドとして秘密を抱えつつも偽装家族として絆を深めていく魅力的な役をまさか僕が演じさせてもらえるなんて。コメディとアクションが絶妙に絡み合い、しかもそれをミュージカルに。てんこ盛りですね。シリアスな任務の中で生まれる家族愛と笑いのギャップを丁寧に大胆に届けられたらと思います。ご期待ください」と意気込みました。

ヨル・フォージャー(殺し屋:コードネーム〈いばら姫〉)役は、初演でもヨルを演じた唯月ふうかさんと、2024年2月に宝塚歌劇団を退団、現在ミュージカル『9 to 5』に出演中の和希そらさん。

製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社

唯月さんは、「再びヨル・フォージャー役に出逢えること、とても光栄です。前回はゼロから作品を作る難しさを味わいながら、カンパニーが一丸となり試行錯誤を繰り返して『SPY×FAMILY』を作り上げていきました。開幕した時に、大きな反響を頂けて心が満たされたのを今でも覚えています。今回は、殺し屋としてさらに説得力をもたせられるよう研究を重ねたいと思います。作品の大きな 1 ピースとなれるよう、愛を込めて頑張ります」とコメント。

和希さんは「大変多くの方から愛されている『SPY×FAMILY』の世界に、ヨル・フォージャーとして生きられること、幸せに思います。 自分にとってはまた新たな挑戦となる作品、役との出会いにわくわくが止まりません。初めてご覧いただく方にはもちろん、初演をご覧いただいた方にもよりお楽しみいただけるよう、私も楽しみながら心を込めて努めます」とコメントしました。

姉のヨルを溺愛する、東国の秘密警察ユーリ・ブライア役は、初演に引き続き瀧澤翼さんと、2024年6月にミュージカル『GIRLFRIEND』出演で話題となり、12月にはミュージカル『next to normal』への出演も決定している吉高志音さん。

瀧澤さんは「初演に引き続きユーリ・ブライア役を演じさせていただきます瀧澤翼です!老若男女全ての人に愛される素敵な作品にもう一度携われる事、とても誇りに思います!それと同時に前回のユーリを越えなきゃいけないプレッシャーも芽生えました!更にパワーアップしたユーリとして舞台上で暴れ回れるよう稽古に励み、今回も全力で姉さんを愛し、愛して、愛しまくることをここに誓います!I LOVE YOR!!!」と作品への愛たっぷりにコメント。

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吉高さんは「『SPY×FAMILY』アニメ版を毎週ワクワクしながらみていた大好きな作品なので,この世界観に携わることができて本当に嬉しいです。自分は今回からの参加なので、先輩方の背中を追いかけながら、“姉大好きな愛すべきユーリ”と向き合っていけたらと思います。大切に生き抜きます。是非、劇場にお越しください。よろしくお願いします」とコメントしました。

〈黄昏〉の後輩スパイ、コードネーム〈夜帷(とばり)〉のフィオナ・フロスト役は初演に引き続き山口乃々華さん。「また『SPY×FAMILY』 の世界に、そして、フィオナ・フロストを演じさせていただけること、とてもとても嬉しく思っております。公演が終わった後も口ずさんでしまうあの曲やこの曲をまた聴ける日が、そしてかわいいアーニャにまた会えるのが楽しみです。前回の公演よりさらにパワーアップした姿をみなさんにお届けしたいと思います」と意気込みます。

〈黄昏〉に協力する情報屋のフランキー・フランクリン役は、2.5次元ミュージカル『憂国のモリアーティ』シリーズなどで人気を集める鈴木勝吾さん。

「久方ぶりにG2さんとご一緒できること、そして新しい出逢いの全てが楽しみです。沢山のお客様に愛されている作品だからこそ、演劇でミュージカルでお届け出来ることがとても嬉しいですし、カンパニーの皆さんと一緒に多くの人に、その日の光を見て貰えたら幸いです」とコメントしました。

アーニャが入学を目指す名門イーデン校の教諭ヘンリー・ヘンダーソン役は初演に引き続き鈴木壮麻さん。

鈴木さんは「雨に負けず風に負けず、冷たく吹きつける雪にも負けず、皆で通った実寸大の舞台装置が組まれた稽古場。遠藤達哉先生の原作を大切にしながら、日々の稽古は試行錯誤の連続だった。皆の顔に疲労の色が浮かんで来るとそれを救ってくれるのは、決まって、アーニャをはじめ子供たちの溌剌とした姿と声の響きだった。新たな素敵なキャストを迎えてのこの度の再演、初心を忘れずに感謝の意を込めて皆で臨ませて頂きます。ここは名門イーデン校♪」と初演を振り返りながらコメントしました。

製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社

〈鋼鉄の淑女〉の異名を持つ〈黄昏〉の上官シルヴィア・シャーウッド役は、初演に引き続きの出演となる朝夏まなとさん。「「こんにちはあるいはこんばんは」またこのセリフを言える日が来ようとは。初演に引き続きシルヴィア役に呼んでいただき光栄です。頼もしい初演キャストのみなさん、楽しみな新キャストのみなさんと G2 さん率いる凄腕スタッフさんのもと、『SPY×FAMILY』 2025を創りたいです。そして今回はどんなアーニャに出会えるのか。わくわく。よろろすおねがいするます」とコメントしました。

https://youtu.be/m2Rw2bP1Gvk

そしてアーニャ役は、大規模オーディションにて決定されます。

ミュージカル『SPY×FAMILY』は2025年9月にプレビュー公演 ウェスタ川越 大ホール(ウェスタ川越10周年記念事業)が行われたのち、10月に日生劇場にて上演。11月に大阪公演 梅田芸術劇場 メインホール、福岡公演 博多座、12月に山形公演 やまぎん県民ホール、静岡公演 静岡市清水文化会館マリナート、愛知公演 御園座の全国ツアー公演が行われます。公式HPはこちら