2025年6月8日からPARCO劇場にてパルコ・プロデュース2025『先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~』の上演が決定しました。演出を行定勲さん、“先生”と呼ばれる名監督役に中井貴一さんを迎え、舞台では10年ぶりの最強タッグが復活します。

昭和と映画を愛するすべての人へ贈る物語

舞台『先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~』は行定勲さんが中井貴一さんに、「ぜひ、昭和の映画界の話を演劇作品にしたい」と熱烈オファーを出したところから始まりました。実在の映画監督のエピソードから着想を得たフィクションで、のちの世で巨匠と呼ばれるようになった映画監督、“先生”の撮影所でのとある一日を描きます。

行定勲さんと中井貴一さんは2015年上演の『趣味の部屋』(PARCO 劇場)以来、10年ぶりに舞台作品でタッグを組みます。そして、“先生”と呼ばれるある映画監督を取り巻く5人の女たちを、芳根京子さん、柚希礼音さん、土居志央梨さん、藤谷理子さん、キムラ緑子さんが演じます。

さらに、中井さん演じる“先生”の相棒的脚本家役として升毅さんが出演します。

【あらすじ】
昭和30年代。テレビ時代を迎え、映画はその黄金期を終えつつあった。“先生”と呼ばれる日本映画界の名匠は新作の撮影を始めたが調子が出ない。娘のように可愛がる食堂の看板娘の婚約の報告を受けさらに撮影を引き延ばす。これまでいくつもの作品をともにした脚本家や名女優も心配顔だ。皆の前では粋な振る舞いをする“先生”だったが内心は混乱していた。もう齢だ。健康が優れない。これが最後の一本になるかもしれない。その恐れが心の中からこれまで関わりのあった 5人の女たちの幻を引き出す。いつしか“先生”自身も記憶の中に引きずり込まれて…。

パルコ・プロデュース2025『先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~』は2025年6月8日(日)から29日(日)までPARCO劇場にて上演。その後、大阪・福岡・熊本・愛知公演が行われます。公式HPはこちら