世代を超えて人々に愛されるディズニープリンセスの音楽をブロードウェイスターの歌声で満喫できる『ディズニープリンセス – ザ・コンサート』が、2年ぶりに来日。2026年1月の東京公演を皮切りに、全国10都市にて11公演を実施します。

世界で大人気のコンサートが再び日本に!

『ディズニープリンセス – ザ・コンサート』は、ディズニー音楽の中でもプリンセスにまつわる楽曲をメインとするコンサートです。2021年にサウジアラビアで初演されて以来、アメリカ各地やドバイ、ブラジル、オーストラリアなど5大陸18カ国において開催され、人気を博しています。日本では2024年3月に初めて東京公演が行われ、好評を得ました。

そして2026年1月、今度は東京を含めた全国10都市11公演にまで規模を拡大し、2年ぶりに日本に帰ってきます。

ディズニープリンセスの名曲を届けるのは、演劇やミュージカルの本場として名高いブロードウェイで活躍する俳優たち。心揺さぶる歌唱とともに大スクリーンに映し出される圧巻のアニメーション映像が、観客をディズニーの世界に連れて行ってくれます。また、出演キャストたちのビハインドストーリー、いわゆる裏話を聞けるところも楽しみなポイントです。

確かな実力を誇るブロードウェイスターが来日

2026年の日本公演には、4人のシンガーが来日します。

1人目は、『ディズニープリンセス – ザ・コンサート』のアメリカツアーにも参加しているAlyssa Fox(アリッサ・フォックス)さん。ディズニーミュージカル『アナと雪の女王』のブロードウェイ版でエルサ役の代役を務め、全米ツアーの千秋楽では主演に抜擢された経歴の持ち主です。また、ミュージカル『ウィキッド』の全米ツアーにエルファバ役で参加し、サンフランシスコ公演では代役として出演。本作が20周年を迎えた2023年3月からは、ついにブロードウェイのガーシュイン劇場でフルタイムでのエルファバ役に選ばれました。

2人目のCourtney Reed(コートニー・リード)さんは、ロードウェイを代表する歌姫の一人。ディズニーミュージカル『アラジン』のブロードウェイ公演では初代のジャスミン役を4年間務め、ロンドン公演でも同役を演じました。また、2024年7月まで2年以上にわたり、ミュージカル『ムーラン・ルージュ!』のブロードウェイ公演でサティーン役を主演。これまで『マンマ・ミーア!』や『イン・ザ・ハイツ』など数々の人気ミュージカルに出演しており、日本では『PGF生命 presents ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2025』にてパフォーマンスを披露しました。

3人目は、舞台から映像作品まで幅広いジャンルで活躍しているSyndee Winters(シンディ・ウィンターズ)さんです。ディズニーミュージカル『ライオン・キング』では2010年から2013年にかけてツアーでナラ役を演じた後、2012年にブロードウェイデビュー。2023年には北米ツアーで再びナラ役に就任しました。そのほかの出演作にミュージカル『モータウン』や『ピピン』など。さらに、大ヒットミュージカル『ハミルトン』ではスカイラー・シスターズという3姉妹全員をこなし、注目を集めました。

4人目のADAM J. LEVY(アダム・J・レヴィ)さんは、歌って踊れる実力派俳優。近年はミュージカル『ムーラン・ルージュ』ブロードウェイ版や『ウェイトレス』全米ツアーなどの話題作に出演しました。一方でアメリカ各地の交響楽団やアーティストとの共演も多く、実力を高く評価されています。なんとこの『ディズニー・プリンセス – ザ・コンサート』では、シンガーとしてだけでなく、クリエイティブ・プロデューサーとしても参画しているんです。

ADAMさんと共同でクリエイターを務め、音楽監督も兼ねるのがBenjamin Rauhala(ベンジャミン・ラウハラ)さん。アリアナ・デボーズさんが2022年のトニー賞授賞式で披露したオープニングナンバーを編曲したり、ディズニー映画『ウィッシュ』のヴォーカルコーチを担当したりと世界のトップアーティストから信頼される存在です。2014年からトニー賞ノミネート俳優であるジェレミー・ジョーダンの音楽監督として世界中を回り、名立たるオーケストラと共演。ブロードウェイでは『屋根の上のヴァイオリン弾き』『アメリカン・サイコ』『ピピン』などさまざまな作品に携わっています。

名曲ぞろいのプログラム!

本コンサートのプログラムでは、ディズニープリンセスたちの名曲はもちろん、他のディズニー作品で登場するヒーローやヴィランズの楽曲まで楽しめます。

主な演奏曲目として、まず『モアナと伝説の海』より、モアナが海の向こうへ行きたい気持ちを歌声に乗せて解放する「How Far I’ll Go」。

続いて『アラジン』より、アラジンとジャスミンが心を通わせ合うロマンティックなデュエットソング「ホール・ニュー・ワールド」。

『ポカホンタス』より、好奇心旺盛で芯の強いポカホンタスの魅力が伝わってくる「川の向こうで」。

また『リトル・マーメイド』からは、代表曲のひとつであるアリエルの「パート・オブ・ユア・ワールド」。

『プリンセスと魔法のキス』でティアナが自分のレストランを持つ夢を明るく歌い上げる「夢まであとすこし」は、軽快なジャズサウンドに思わず体が動き出してしまいそうです。

そして『アナと雪の女王』より、エルサが魔法の力を持つ自分自身を認めようと決心する「レット・イット・ゴー」が披露されます。

『ディズニープリンセス – ザ・コンサート』の来日公演は、2026年1月24日(土)・25日(日)の東京・東京国際フォーラム ホールAからスタート。今回、東京公演のみ指揮者の栗田博文さんがタクトを振り、日本のオーケストラとして最古の歴史を持つ東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏するので、お見逃しなく。

その後は1月27日(火)に富山・氷見市芸術文化館 メインホール、1月31日(土)に岡山・岡山芸術創造劇場ハレノワ 大劇場、2月1日(日)に広島・上野学園ホール、2月2日(月)に兵庫・アクリエひめじ 大ホール、2月3日(火)  に愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、2月4日(水)に大阪・グランキューブ大阪 メインホール、2月6日(金)に福岡・福岡サンパレス コンサートホール、2月7日(土)に大分・iichikoグランシアタを巡演。2月8日(日)の熊本・熊本城ホール メインホールにてラストを迎えます。

なお、本公演ではブロードウェイ俳優が本人として出演し、キャラクター衣装では登場しません。スケジュールやチケットなど公演に関する詳細情報は、公式HPをご確認ください。

もこ

ディズニープリンセスの楽曲をブロードウェイスターが歌ってくれるという、なんとも豪華なコンサート。今回は全国各地を巡るので、ぜひ近場の会場まで見に行ってみてくださいね。