普段、何の気なしに観劇しているミュージカル。クリエイターたちがどのように作品を生み出しているかご存知でしょうか？12月4日に実施される『The musical continues -若手クリエイターによる創作 LIVE-』では、クリエイターたちの最新作や次回作に向けたワークインプログレスをお届け。クリエイターの「今」を垣間見ることができます。

コロナ禍で失われた創作機会の回復を目指して

2020年以降、数々のミュージカル作品が延期・中止を余儀なくされました。特に若手クリエイターたちにとって、苦しい2年余りだったことでしょう。クリエイターの創作活動を支援し、オリジナル作品のリーディング上演やワークインプログレスなど、日本のオリジナルミュージカルの最新プログラムを届ける。それが、『The musical continues -若手クリエイターによる創作 LIVE-』です。

主な上演内容は、劇団四季出身メンバーが中心となった一茶企画と舞台製作を手がけるMerry Creationがコラボした『リーディング「合同ワークショップ創作作品」』、東京藝術大学出身メンバーで構成された東のボルゾイによる『リーディング「ジョウジの1ページ」 』、2021年ミュージカル「雨漏りのするキャバレー」で話題になったNEM KiTによる『新作ワークインプログレスパフォーマンス』など。このLIVEでの試みが、来年以降の新たな名作の誕生に繋がるかもしれません。