『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』『マドモアゼル・モーツァルト』『リトルプリンス』など日本のオリジナルミュージカルを牽引する音楽座ミュージカル。2022年に創立35周年を迎えます。記念公演として3作品の上演が発表されました。音楽座ミュージカルが刻む新たな歴史に注目しましょう。

劇団の垣根を超えて愛される作品たち

1987年に旗揚げされた音楽座ミュージカルは、第一回作品として『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』を創作・上演。2020年には東宝製作として井上芳雄さん、咲妃みゆさんらが出演したことでも話題になりました。2021年には『マドモアゼル・モーツァルト』が明日海りおさん主演にて、2022年1月には『リトルプリンス』が井上芳雄さん主演にて上演されるなど、劇団の垣根を超えて作品が広がり続けています。

創立35周年記念公演3作品とは?

2022年に上演が発表されたのは、新作を含む3作品。2月に上演される『JUST CLIMAX(ジャストクライマックス)』は、今までの音楽座ミュージカル作品の歌やダンス・場面を新たな物語として構成した作品です。まさに記念公演にふさわしい内容になることでしょう。その後6〜9月には直木賞作家・浅田次郎さんの「ラブ・レター」(集英社文庫『鉄道員』所収)を原作に2013年に初演した『ラブ・レター』を上演予定。そして、11月には新作ミュージカルとなる『KARELU(カレル)』の上演が発表されました。

Yurika

『JUST CLIMAX(ジャストクライマックス)』は令和2年度文化庁子供文化芸術活動支援事業に採択されており、5歳~18歳までの方は無料で招待されます。(対象公演のみ、各回40枚)35年という節目に、音楽座ミュージカルの世界を体感してみてはいかがでしょうか?