テレビプロデューサーの佐久間宣行さんが「業界の期待を一身に集めている存在」と評する、若手8人組ユニットのダウ90000。5月17日から本多劇場で上演する演劇公演『また点滅に戻るだけ』はチケットが発売されると即時完売。生配信、アーカイブ配信が行われるので、チケットを取れなかった方も公演を楽しむことが出来ます。

業界が注目する若手8人組ユニット ダウ90000

ダウ90000は、日本大学芸術学部出身のメンバーで結成され、2020年に旗揚げされた男女4人ずつの8人組ユニット。ダウ90000は、「劇団」とも「コント集団」とも名乗らず、演劇の本公演もコントライブも開催するなど、演劇とお笑いの垣根を越えて活動しています。

『ゴッドタン』や『あちこちオードリー』など数々の名番組を生み出したプロデューサーの佐久間宣行さんや、東京03の飯塚悟志さん、いとうせいこうさん等、数々の著名人も実力を認める存在です。

蓮見さんが脚本を当て書き(演じる俳優を想定して脚本を書くこと)していることもあり、男女4人ずつという珍しい構成で、個性豊かなメンバーだからこそ作れる笑いが人気。また、YouTubeの積極的な活用が、若い世代を中心に支持される理由の1つとなっているようです。

コント動画だけでなく、「ダウ90000900000000」というラジオや、最近はメンバー各々が企画立案・動画撮影・編集を行った動画なども配信していて、それぞれのキャラクターがよく分かり視聴者が親しみやすいことが特徴です。

メンバーは主宰の蓮見翔さん、園田祥太さん、飯原僚也さん、上原佑太さん、道上珠妃さん、中島百依子さん、忽那文香さん、吉原怜那さん。

ワンシチュエーションコメディを得意としており、「M-1グランプリ2021」では準々決勝に進出し、2022年「第43回ABCお笑いグランプリ」では決勝進出、「キングオブコント2022」では準々決勝に進出し話題となりました。

また、2023年の「R-1グランプリ2023」にはメンバー全員で出場。 蓮見さん、園田さん、道上さん、中島さん、吉原さんが2回戦進出を果たしました。

ダウ90000の活躍は舞台だけにとどまらず、様々なドラマにも進出。2022年にはドラマ『深夜1時の内風呂で』で初の冠ドラマを飾りました。ダウ90000が得意とするワンシチュエーションコメディを土台に、とある旅館に訪れた大学生のサークルメンバーたちの間で起こる“なんでもなくて、気まずくて、甘酸っぱい一夜の出来事”を描く1時間のドラマ。脚本はダウ90000の蓮見さんが担当、ゲストには、俳優・勝村政信さんを迎えました。

地上波の連続ドラマに初登場となった『今日、ドイツ村は光らない』。俳優の小関裕太さんを主演に、ダウ90000メンバーがタッグを組み、5分×15話の新感覚ドラマが放送されました。現在、huluで独占配信中です。

また人気ドラマとなった『エルピス』のオリジナルスピンオフドラマとして、蓮見さんが脚本を務め、ダウ90000出演の新感覚コメディードラマ『8人はテレビを見ない』が制作されました。『エルピス』本編内で主演の長澤まさみさんらが担当している情報バラエティー番組「フライデー★ボンボン」を、誰も見ていないシェアハウスに住む8人が、次第に番組を視聴し始める様子を描いています。

2月にはParaviで、ダウ90000がMCを務め、彼らのファンという俳優の松岡茉優さんをゲストとして迎えるオリジナルバラエティ『ダウってポン』が放送されたり、3月にはNHKで、劇団ひとりさんとタッグを組んだコントユニット番組『劇団90001』が放送されたりと、今最も乗りに乗っている8人組です。

現在はダウ90000のメンバーがコントや体当たり企画に挑戦する番組を“週刊”で届ける『週刊ダウ通信』がテレビ朝日にて毎週月曜日の深夜26:30〜レギュラー放送中。

チケット即完の『また点滅に戻るだけ』。生配信・アーカイブ配信あり!

本多劇場で上演される第5回目となる演劇公演『また点滅に戻るだけ』はチケットが発売されると、即時完売となってしまった人気っぷり。

本公演の音楽はRachelさんとMamikoさんによるラップユニットchelmicoが担当します。

今回は、PIA LIVE STREAMでの配信だけでなく、FANYで生配信も行われます。

生配信は、5/17(水)19:00に配信開始、20:40に配信終了予定です。見逃し視聴は6/25(日)19:00まで、チケットの販売は6/25(日)12:00までとなっています。

ダウ90000 第5回演劇公演『また点滅に戻るだけ』は、5月17日(水)~21日(日)に東京・本多劇場にて上演です。詳しくはこちらをご覧ください。

ミワ

一瞬でチケットが完売となってしまうほど、注目の存在のダウ90000。筆者もチケット戦争に負けてしまったので、配信での観劇を予定しています。とはいえ、いつか劇場で生で観劇できることを祈っています。