大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家（作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ）を表彰する菊田一夫演劇賞。第49回（2023年度）の菊田一夫演劇賞が発表され、菊田一夫演劇大賞は『ラグタイム』上演関係者一同に決定しました。

菊田一夫演劇大賞、演劇賞一覧

菊田一夫演劇大賞
『ラグタイム』上演関係者一同 （「ラグタイム』の高い舞台成果に対して）

菊田一夫演劇賞
柿澤 勇人 （『スクールオブロック』のデューイ・フィン役、『オデッサ』の青年役の演技に対して）

宮澤 エマ （『ラビット・ホール』のベッカ役、『オデッサ』の警部役の演技に対して）

三浦 宏規 （『のだめカンタービレ』の千秋真一役、『赤と黒』のジュリアン・ソレル役、『千と千尋の神隠し』のハク役の演技に対して）

ウォーリー木下 （『チャーリーとチョコレート工場』『町田くんの世界』の演出の成果に対して）

菊田一夫演劇賞特別賞
前田 美波里 （永年のミュージカルの舞台における功績に対して）

ミュージカル『ラグタイム』は2023年9月9日から30日まで日生劇場にて上演。1998年にトニー賞ミュージカル部門で13部門にノミネートした名作が、20年以上の時を経て日本初演に漕ぎ着けました。石丸幹二さん、井上芳雄さん、安蘭けいさんら豪華キャストが集結し、演出家 藤田俊太郎さんによる3つの人種を衣裳や演じ方で表現したことが話題に。ミュージカル2作目の出演となる遥海さんの圧巻の歌声も印象的ですね。

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菊田一夫演劇賞特別賞の前田 美波里さんは、『風と共に去りぬ』『コーラスライン』『アプローズ』『レ・ミゼラブル』『マンマ・ミーア』『ピピン』など数々のミュージカルで活躍。現在『Endless SHOCK』に出演中です。

第48回（2022年度）の菊田一夫演劇大賞は、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同、第47回（2021年度）の菊田一夫演劇大賞は舞台『千と千尋の神隠し』上演関係者一同が受賞していました。