2026年8月より上演される舞台『キングダムⅡ-継承-』の製作発表会見が、東京建物Brillia HALL 1階大階段(パークプラザ)にて開催。信役の三浦宏規さん・高野 洸さん、羌瘣役として新たに参加する山本千尋さん、そして王騎役の山口祐一郎さんが登壇し、続編への覚悟と作品への熱い想いを語りました。前作を超える壮絶な戦い、“継承”に込められたテーマ、そして命を削るようなアクションへの挑戦とは――。
再演ではなく“続編”へ

2026年に連載20周年を迎え、累計発行部数1億2000万部を突破した大人気コミック『キングダム』。2023年2月に帝国劇場で初の舞台化が実現し、コミックス1〜5巻の、信が秦王・嬴政と手を組み、王弟から玉座を奪還するまでの「王都奪還編」に、嬴政の知られざる過去を描いた「紫夏編」を盛り込んで上演。
開幕時には原作者・原泰久先生から「舞台『キングダム』、圧巻でした! 目の前で繰り広げられる壮絶なアクション、白熱のドラマ、とにかくキャストさんたちの圧倒的な熱量がダイレクトに伝わってきて、想像を遥かに超える感動がありました」と語られました。




そして2026年、新たに『キングダムⅡ-継承-』の上演へ。漫画『キングダム』でも唯一無二のエピソードである、秦軍の大将軍・王騎が戦いの中で壮絶な死を遂げる物語を描きます。

前回に引き続き信を演じる三浦宏規さんは「通常なら舞台は再演というのがセオリーな中で、今回は続編ということで。もちろん本が新しくなるわけですし、セットもキャストもそうですし、お金もかかる(笑)。大変なことだらけなんですけれど、再演ではなく続編をやることに意味を感じています。祐様(山口祐一郎さん)が演じる王騎のもの凄い(最期の)シーンを描くということで、それを今回やれることがすごく嬉しいです。前回は初めて憧れの帝国劇場で真ん中に立たせてもらって、憧れの祐様と刀を交えて、夢を追っていた感じがしました。でも今回は地に足をつけて、しっかり向かっていく覚悟が必要なのかなと思って身が引き締まる思いですし、たくさんのお客様に観に来ていただきたい」と意気込みます。

Wキャストとして三浦さんと共に信を演じる高野 洸さんは、「前回、千穐楽を迎えたときは本当に達成感に溢れて、宏規と一緒に戦友として戦い抜いてきたなと感じました。今年も一緒にやれることが本当に嬉しいです。舞台ならではの臨場感、劇場が熱い空間になる瞬間をぜひ体感していただきたい。前回は劇場“統一”と言っていたので、今年も各劇場を“統一”していけるのが楽しみです」と語ります。
そして信と行動を共にする、剣術を極めた暗殺一族の末裔、美しく強き剣士・羌瘣(きょうかい)役として舞台版に初登場するのは、山本千尋さん。幼少期から中国武術を習い、世界ジュニア中国武術選手権大会での優勝経験を持つ山本さんは、『キングダム』連載10周年特別動画(2016年)で羌瘣役に抜擢。さらに2022年公開の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』では羌瘣が姉のように慕う、羌象(きょうしょう)役を演じました。

特別動画や映画出演の経験を通して「1人1人が自分の役柄に誇りを持っていて、それは原作の原先生が愛を持って1人1人のキャラクターを描かれている証拠だと感じました。ありがたいことに2つの現場を見させていただいているので、その感謝と敬意を込めて、舞台では私にしかできない羌瘣を頑張って演じたい」と意気込みます。
また「この舞台が終わったら当分動けなくなっても良いという思いで臨ませていただきます」と強い覚悟が語られると、2023年に引き続き王騎を演じる山口祐一郎さんは「私がそのぐらい頑張ったら千穐楽の日、どうなっているんでしょうか」「病院の個室を今から予約しておかないと(笑)」とチャーミングにコメント。

さらに山口さんからは「元々学生だったお客様が日本有数の生命保険会社にお入りになっていて、毎回万が一のためにこういう保険に入ったほうがよろしいですよというお話をしています。今回の舞台ではこういうことをしますとお伝えしたら、“あなたがやろうとしているのは、私共が保険として扱うことのできない、ボクサー、レーサーと同じです”と言われて保険を断られました。まさか断られるとは思わなかった(笑)」と驚きのエピソードが。「一体それはどんなことなのか、劇場に来て、どうぞ皆様お楽しみください」と語られました。
原作で印象に残っているシーンについて問われると三浦さんは「敵軍が三大天の旗を掲げて士気をあげる中、こちらは王騎がただ出ていくだけで湧き立つんです。舞台人なら、祐様が先頭に立つだけで全員が湧き立つと思います。王騎と祐様がリンクする瞬間だと思うので、そのシーンを早く舞台でやりたいです。王騎のカリスマ性と祐様のカリスマ性が舞台で重なった時、信として、三浦として、どう感じるのか非常に楽しみ」と期待を語ります。

これには山口さんも「人生の中でこんな言葉をいただけると、生きててよかったなと思える」「素敵な若い方のエネルギーを身近で感じることができて本当に幸せ」と喜びをコメント。
また山口さんは『キングダム』の魅力について「原先生がいつもおっしゃっているのは、約2200年前の中国という時代・場所に移すことで、今、社会の中で皆さんが色々な苦労・思いをなさっている中、家族や同僚、仲間と1つずつ解決していくことを可視化できて、それに皆さんが共感してくださっているのではないかということ。今回の舞台では“継承”というタイトルが付いていますが、人の営みは変わらず、次の世代のためにみんなで出来ることは何かというお話をされていたので、そういうことに少しでも貢献できれば」と語ります。

前回の舞台『キングダム』では2023年2月の帝国劇場公演から始まり、3月大阪、4月福岡、5月北海道とロングラン公演を駆け抜けた三浦さん、高野さん、山口さん。公演を振り返り、高野さんは「ご飯を一緒に行ったりしながら、全員で駆け抜けたなという印象でした。皆さんが自分の体力と向き合い、限界まで頑張ったのは、やっぱり『キングダム』だからこそ。この作品だからこそもらえる元気があるし、キャラクターからもらっている力が大きい」と作品愛を語ります。
山口さんは「ソーシャルスペースで殺陣の稽古が始まって、どんどんパーソナルスペースに入って近づいていって、最後は数ミリのところでやっているのを見ていて、何度心臓が止まりそうになったか。三浦さんも高野さんも、地球上に重力がないかのように舞台上で表現できる人がいるんだと、そういう人を初めて観ました。今回は山本さんもいらっしゃって、どうか千穐楽の日まで、健康で怪我のないように」とお気遣いの言葉が。

三浦さんも「前回、祐様には何度も“宏規くん、危ないから。本当に気をつけてね”と温かい言葉をいただいていたのですが、その目を盗んでは数ミリの距離に戻って(笑)。もちろんロングランなので怪我をして公演に穴を開けることが一番やってはいけないことだと頭では分かっていますが、お芝居の中に入ると自分のリミッターを制限するというのがなかなか難しかった」と振り返り、「今回は教訓を活かしつつ挑みたい」と意気込みます。
山本さんは「私も数ミリの世界に行けるくらいに、きっとお二人(三浦さん・高野さん)なら多少当たっても大丈夫だと思うので。私も当たってもへこたれない体づくりをしておりますので、1公演1公演、違うものをお届けできると思います」と意気込み、三浦さんから「祐様に怒られます!」「かっけえ!」と感嘆の声が漏れ出ていました。

そして製作発表の前には原先生が福岡からいらっしゃり、4人を激励したことが明かされました。三浦さんは「久しぶりと言ってくださって、それが何よりも嬉しかった。認識されてる!と思って(笑)」と語り、「いつもフレンドリーに接してくださって、救われています」とコメント。
高野さんも「舞台を色々な方が期待してくださっていて、その声が原先生の元にも届いているということをお伝えいただいて、すごく嬉しいなという思いと、より一層背負って頑張って演じていきたい」と決意が語られました。

舞台『キングダムⅡ-継承-』は2026年8-9月に東京建物Brillia HALL、9月に大阪・新歌舞伎座、10月に福岡・博多座にて上演が行われます。公式HPはこちら
前回の公演での壮絶さが伝わってきて、今回はどのような熱い戦いが繰り広げられるのか期待が高まりました!



















