誰もが人生で一度は触れたことがあるであろう、ディズニーの『ライオン・キング』。本家のアニメ映画や劇団四季のミュージカルは観ていても、“超実写版”『ライオン・キング』を見逃しているという人は意外と多いのではないでしょうか？『ライオン・キング』の世界に心を動かされた経験がある人は、“超実写版”も観ないともったいないですよ。

 “超実写版”とは？

2019年に公開されたディズニー映画“超実写版”『ライオン・キング』は、1994年公開のアニメーション映画を世界最高峰のフルCGでリメイクしたミュージカル映画です。驚くべきは、あまりにもリアルな映像の美しさ。観客に広大なサバンナの大地に立っているかのような錯覚を起こさせる圧倒的な没入感は、「アニメも実写も超えた人類未体験の映像美」とうたわれ、“超実写版”と名付けられたのです。

“超実写版”の映像美は、冒頭の「サークル・オブ・ライフ」のシーンを観ていただければすぐに納得できるでしょう。本作の見せ場の1つである冒頭シーンは、なんと登場する生き物やカメラワークまですべてアニメーション映画をち密に再現しています。ぜひアニメ版と比較して、“超実写版”の映像の没入感をお楽しみください。

【U-NEXT(ユーネクスト)での視聴はこちら】31日間無料トライアルお申込み

シンバ役は賀来賢人！超豪華な吹き替え声優陣に注目

ディズニー映画のリメイクというと、気になるのが日本語吹き替え声優のキャストです。先に公開された『美女と野獣』、『アラジン』は豪華な声優陣を起用していましたが、“超実写版”『ライオン・キング』も負けてはいません。

主人公のシンバ役を務めるのは、ドラマや映画でのコメディ演技が印象的な俳優の賀来賢人さん。オーディションで見事シンバ役を獲得し、劇中歌も見事に歌いこなしています。シンバを助ける名コンビのティモンとプンバァは、ティモン役をお笑いコンビ・ミキの亜生さん、プンバァ役を俳優の佐藤二朗さんが担当。ハクナマタタトリオのはまり役ぶりは、思わず笑みがこぼれてしまいます。

他にもシンバの父であるムファサ役には、アニメ版でも同役を演じた俳優の大和田伸也さん、叔父のスカー役には俳優の江口洋介さん、幼馴染のナラ役には人気声優の門山葉子さんが選ばれています。ほわほわした見た目が愛くるしい子供の頃のシンバ役にはミュージカル『ラブ・ネヴァー・ダイズ』でグスタフ役を演じた熊谷俊樹くんが起用され、のびやかな歌声を披露しているのもミュージカルファンにとっては見逃せません。