2017年3月、豊洲に生まれた劇場「IHIステージアラウンド東京」。実は世界で2番目、アジア初という世界でも珍しい劇場なんです。
360度回転!ステージに囲まれた客席
通常、劇場は客席の前にステージがあるもの。しかしステージアラウンドは、円形の客席の周りをドーナツのようにステージとスクリーンが取り囲みます。
そして、1つの場面が終わると客席がググッと周り、次の場面のステージが開く。それはまるでアトラクションに乗っているかのよう。圧倒的な没入感です。場面転換の時間がないため、息つく間もなく次々とステージが展開されていきます。
名作が続々とステージアラウンド仕様に!
「IHIステージアラウンド東京」では、古田新太さんも所属する劇団☆新感線の人気作品『髑髏城の七人』やミュージカルの名作『WEST SIDE STORY』などを上演。2021年1月からは『刀剣乱舞』の上演が決定しています。
多くの人に愛されている作品が、ステージアラウンドではどのような演出に変化するのか。各作品の企みを楽しむことができます。
場面転換なしということは、役者さんの休憩もなしということ。しかもステージは360度にあるため、移動も大変そうですよね。役者さんの隠れた努力によって実現されているステージアラウンド。ぜひ一度、独特の没入感を味わってみてくださいね。