最近は、アニメ作品が原作の実写映画や舞台を目にする機会も多くなっていますよね。誰もが一度は見た事のあるジブリ作品も、過去に何度も舞台化されていたことをご存じですか?そして2022年、ジブリ映画興行収入ランキング1位の『千と千尋の神隠し』の舞台化が決定しています!!そこで今回は、舞台化された過去のジブリ作品をご紹介します。

『おもひでぽろぽろ』

ジブリ史上初となるミュージカル『おもひでぽろぽろ』は、東北にある「劇団わらび座」の創立60周年記念作品として2011年に上演されました。主人公タエ子役は、なんと元元宝塚雪組トップスターの朝海ひかるさん!そして、タエ子の母と山形のばっちゃ(2役)には、同じく元宝塚雪組トップスターの杜けあきさん!記念すべき初のミュージカル作品を飾る豪華メンバーでしたね。

『もののけ姫』

1997年の上映当時、日本の歴代興行収入記録を大幅に塗り替えたことでも話題となった大人気作品『もののけ姫』。2013年にイギリスの若手劇団「 Whole Hog Theatre」により逆輸入するカタチで『Princess MONONOKE〜もののけ姫〜』の来日公演がありました。

『魔女の宅急便』

角野栄子さん原作の『魔女の宅急便』を1989年にジブリアニメとして映画化。その後2017年にミュージカルとして初演、翌年に再演、2021年に新たなキャストで3度上演されるなど、ジブリミュージカルの定番作品となりました。

『最貧前線』

この作品は『紅の豚』が生まれたことで知られる短編作品『宮崎駿の雑想ノート』の一作。2019年に内野聖陽さん主演で上演されました。正しくはジブリ作品ではなく、宮崎駿さんのオリジナル作品初の舞台化として国内8カ所を巡演された作品です。

『風の谷のナウシカ』

2019年上演の『風の谷のナウシカ』は、スタジオジブリの中で史上初の歌舞伎舞台化として大変注目されました。日本だけではなく世界中にファンがいる大人気作品が、まさかの新作歌舞伎として登場。8時間に及ぶ昼夜通し公演の観劇で、壮大なナウシカの世界観と妖艶な歌舞伎が見事に融合した話題作となりました。

Chizu

舞台化されたジブリ5作品、いかがでしたでしょうか?そしてついに!!2022年3月に名作『千と千尋の神隠し』がいよいよ舞台化されます。『レ・ミゼラブル』を手がけたロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの演出家ジョン・ケアードさんが手がけるとのこと、どんな世界観になるのか期待が高まります!帝国劇場を皮切りに大阪・福岡・札幌・名古屋と公演。全ての映画を見ているジブリファンとしては今からワクワクが止まりません。