イギリスの初演から大好評を博し、ローレン・オリヴィエ賞、トニー賞と多くの賞を受賞しているトップ・ミュージカル『マチルダ』。2023年春、遂に日本での上演が決定しました。子役キャストのオーディションも開催される予定です。

ローレン・オリヴィエ賞を総なめ! トップ・ミュージカル『マチルダ』

原作は、『チャーリーとチョコレート工場』でも有名なイギリスの作家、ロアルド・ダールの児童文学作品『マチルダは小さな天才』。1996年にアメリカでファンタジー・コメディ映画として映画『マチルダ』が公開されました。

2010年に、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーがミュージカル版を発表すると、たちまち人気を博し、翌年にはイギリスのウエストエンドに進出。2012年に、イギリス版のトニー賞と言われるローレン・オリヴィエ賞で、主演女優部門をはじめ7つの部門で受賞という快挙を成し遂げた、イギリスのトップミュージカルです。

そして2013年には、ブロードウェイに進出。トニー賞では、ベスト脚本賞含む4部門に輝きました。楽曲を担当したのは、『ジーザス・クライスト・スーパー・スター』でユダを演じたことがある、ティム・ミンチン。俳優・コメディアン・ミュージシャン・作曲家と多くの顔を持つ、多彩な人物です。

子供たちの大迫力なダンスシーン、机の上でのパワフルな歌唱、印象的なブランコの演出は世界から評価されている要因の1つ。この映像だけでも、日本版がどうなるか、期待が高まります。

狡賢く生きる大人に立ち向かう! ユーモラスに勧善懲悪を描いた作品

中古車を不正に売ることで商売している父と、社交ダンスにしか興味のない母親の元に生まれたマチルダ。マチルダは、両親と兄から読書に夢中なことを馬鹿にされるなど、幼少期から言葉による虐待を受けています。

小学校に入学すると、担任のハニー先生が、マチルダには小学校高学年以上の実力があることに気づきます。ハニー先生はマチルダの能力を伸ばそうと、校長のトランチブルに飛び級を持ちかけます。しかし、子供嫌いで厳格なトランチブル校長は「規則に従うことが大切」とハニー先生の意見を却下します。トランチブル校長は、子供たちが悪さをすると、壁と床にトゲのついた「チョーキー」と呼ばれる狭い独房に子供たちを閉じ込める体罰をしているのでした。

ある日、マチルダは自分に念動力(思考だけで物を動かせる力)が備わっていることに気づきます。この特殊な能力を使い、悪い大人たちに立ち向かっていきます。狡賢く生きる大人に立ち向かう子供たちの姿をユーモラスに描いた、痛快なミュージカル作品です。

マチルダ含む子役オーディションを開催 2023年春待望の日本上演

日本公演は2023年の春に東急シアターオーブでの上演、そして全国公演が決まっています。日本初演となる今回は、主人公のマチルダをはじめとした生徒役の子役キャストが、今夏一般オーディション(7月10日応募締め切り)で選ばれます。

司書に自らの物語を聞かせるシーンなど高い表現力を求められる主役のマチルダや、校長のケーキを盗み食いし、罰として巨大なチョコレートケーキを食べさせられてしまうブルース等、個性豊かなキャラクターが求められます。

子役から現在も活躍されている俳優の方々も!女優の蒼井優さんは、実はミュージカル『アニー』で孤児院でアニーと暮らす女の子ポリー役で俳優デビュー。また、『EDGES』や『舞台を中心に活動されている豊原江理佳さんも2008年のアニー役でデビューされています。未来のスターが『マチルダ』から生まれるかもしれませんね!ミュージカル『マチルダ』公式サイトはこちら

ミワ

迫力のあるダンスシーンと舞台セットを個人的にはとても楽しみにしています!また、才能を持った若い俳優の登場も楽しみです。