七夕伝説をもとに幻想的な世界観の中、1年に1度だけ橋が架かる2つの星を舞台に初めての恋と悲劇が描かれるオリジナルミュージカル『流星の音色』。『滝沢演舞場』『滝沢歌舞伎』をはじめとする多くの作品を手掛けてきた滝沢秀明さんが、SixTONESの京本大我さんを主演に、初のミュージカル演出を手掛けます。
ミュージカル俳優としても活躍が目覚ましい京本大我 共演者にも豪華キャストが集結
『流星の音色』は、七夕伝説をもとにしたオリジナルミュージカル。滝沢秀明さんが、初のミュージカル演出を手掛けます。脚本は映画『るろうに剣心』シリーズなどで脚本を担当した藤井清美さん。さらに音楽は、『Endless SHOCK』『17AGAIN』など多くの舞台、ミュージカル作品で音楽監督を務める長谷川雅大さんが、京本さんと共に担当。作品の世界観を彩ります。
本作では、『エリザベート』、『ニュージーズ』といったミュージカル大作への抜擢が続く京本大我さん(SixTONES)が新橋演舞場で単独主演を務めます。『エリザベート』への出演は、SixTONESとしてデビューする前に抜擢され、話題に。2015年、2016年、2019年と3度ルドルフ役を務め、その実力は、『エリザベート』で共演した井上芳雄さんも認めるもの!また、主演を務めた『ニュージーズ』は第29回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞しました。本作は、ミュージカル俳優として着実に活躍を進めている京本さんの新たな一歩となります。
共演者には、豪華な面々がキャスティングされています。ヒロインのシルウァ役には、2017年から2021年まで宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍した、真彩希帆さん。退団後も『ドン・ジュアン』マリアや、『笑う男 The Eternal Love-永遠の愛-』デア等、伸びやかな歌声と確かな演技力でヒロインを演じています。
京本さん演じるリーパの父・サルムには、光GENJIの元メンバーの内海光司さん。グループ解散後も、ソロ曲のリリースや、映像作品・舞台作品への出演と勢力的に活動されています。
そして、ヒロイン・シルウァの母親を演じるのは、日本ミュージカル界屈指の歌唱力で圧倒的な存在感を放つ新妻聖子さん。『レ・ミゼラブル』ではエポニーヌとファンティーヌ、『ミス・サイゴン』ではキムと、グランドミュージカルの女性の主要な役を多く演じて来られました。
音楽担当に決まった当日に出来たテーマ曲!
主演の京本さんは、音楽を担当するという事もあり、1年以上前の制作段階から色々な形で携わっていたそう。同じメロディーラインを使用したリプライズ曲や、アレンジ曲も含め全部で7曲近くの作詞作曲を担当。記者会見では「稽古に入って、演出によって矛盾してくるところは稽古をしながら変更しています」と作品の製作者としての顔も見せました。
テーマ曲の制作は、なんと音楽担当に決まった当日に行われていました!「メールをいただいた日の夜にピアノを触ってみたら良い感じのワンコーラスが出来たので、滝沢君にその弾き語りをボイスメモで録って送ったら、“これでいこう!”と」即決でテーマ曲が決定。このスピード感はさすがジャニーズです。また、作詞も自身のグループ(SixTONES)のライブツアー期間の移動中に仕上げていたのだと言います。
京本さんが所属するSixTONESは、X JAPANのYOSHIKIさんや、KingGnuの常田大希さんからの楽曲提供を受けており、高い音楽性から、アーティストからも支持されているグループです。ジャニーズJr.時代からスキルを磨いてきたミュージカル俳優としての姿と、デビュー後に様々な音楽活動を重ねてきたアーティストとしての姿。どちらも垣間見られる作品になりそうです。
オリジナルミュージカル 『流星の音色』は、2022年8月2日(火)〜8月17日(水)に東京・新橋演舞場で上演予定。(8月2日、3日は公演中止が発表されました。4日以降の公演情報は公式HPをご確認ください。)その後、8月21日(日)〜8月28日(日)に愛知・御園座、8月31日(水)〜9月4日(日)に京都・南座、9月8日(木)〜9月9日(金)に広島文化学園HBGホールにて上演されます。
作品HPはこちら。
京本さんが自身の恩人という滝沢さんと一緒に舞台を創る貴重な本作。SixTONESの楽曲が好きなので、京本さんが作り上げたテーマ曲などの楽曲に期待が高まります。