中川晃教×マイケル・リー日韓ミュージカルスターがWキャストに！ミュージカル『DEVIL』上演決定

韓国で熱狂的な人気を誇るクラシックとロックを融合したミュージカル『DEVIL』の日本再演が決定しました。出演者には、なんと、マイケル・K・リーさん、ハン・ジサンさん、イ・チュンジュさんら韓国で人気の実力派ミュージカル俳優たちも集結！6月・7月に大阪と東京にて上演です。

クラシックの旋律と強烈なロックサウンドの融合した楽曲が人々を魅了する！

ミュージカル『DEVIL』は、2014年の初演以来、形態を変えつつ、2017年、2018年〜2019年と再演を繰り返し、韓国で絶大的な人気を得ています。2021年には東京芸術劇場・シアターウエストにて、日本版のプレビューコンサートを実施し、話題になりました。

作品をより熱狂の渦に巻き込んだのは、クラシックの旋律と強烈なロックサウンドの融合した楽曲。2015年に、韓国で第9回ミュージカルアワーズ作曲賞を受賞しています。

そして、ついに6月、訳詞に石丸さち子さん、演出に荻田浩一さん、音楽監督に島健さんを迎え、装いを新たに日本再演に挑みます。

ゲーテの「ファウスト」をベースにし、X-WhiteとX-Blackという存在によって、神と悪魔、善と悪、光と影など人の二面性についてを際立たせている本作。光と暗闇は本来一つの存在。X−WhiteとX-Blackは人間を賭けて勝負を繰り広げます。

賭けの対象になった人間の名は、ジョン・ファウスト。ウォールストリートの前途有望な株式ブローカーで、いつも彼を守るためグレッチェンが付いています。しかし株価が大暴落したブラックマンデーの後、全てが変わることになるのでした…。

すべてを失ったジョンが失意に陥った隙に、彼に接近して誘惑の手を伸ばすX−Black。グレッチェンが引き止めるも、ジョンはX-Blackの提案を受け入れ、次第に彼に侵蝕されていってしまいます。最も大切な存在であるグレッチェンまで無視しようとするジョンの姿を通じて、X−Blackは自分の勝利を確信するようになるのでした。

韓国・ブロードウェイの演劇界を牽引するマイケル・K・リーとプレビューコンサートで圧倒的な存在感をみせた中川晃教の日韓Wキャスト

キャストには、日本を飛び越えて豪華なメンバーが集結しました。

2021年のコンサートで、X-Whiteが歌い上げる「血と肉」や「その名」で、圧倒的な存在感を示した中川晃教さん。コンサートに引き続きX-White役を続投します。

X-White役を演じるにあたり、「X-Whiteという性善説を信じる存在が、X-Blackという性悪説を信じる存在と、いま正に窮地に立たされようとしている人間が何を選択するか、賭けのように、遊びのように、謎と謎を突き詰め合う。そして一体、どんなラストが待っているのか。謎が多いこの作品の魅力をお客様に喜んでいただいたり反芻できる楽しさをお届けできたらいいなと思います」と語りました。

そして『ジーザス・クライスト・スーパースター』のジーザス役などが高く評価され、ブロードウェイ、韓国ミュージカル界を牽引しているマイケル・K・リーさんが出演決定！

本作について「2014年の初演の際に、作家のGina Lee、作曲家のWoody Pak、Giheih Lee達と一緒に「X」のキャラクター作りに参加したので、この役に再び出会えてとても嬉しい。『DEVIL』は、私の声を念頭に書かれた音楽ですので、私の声と体に完璧に合っていて、今まで私が歌ったオリジナルのミュージカル曲の中で、とても高揚する楽曲の一つ」とコメント。思い入れの強い作品であることが伺えます。

中川さんとマイケル・リーさんとは、日本でのコンサートで二人で「RENT」を歌って以来の友人なのだそう。中川さんはWキャストでの夢のタッグについて、「マイケル・リーさんのために書かれたと言っても過言ではない本作で今回はオリジナルキャストであるマイケルさんと同じ役「X-White」をやらせていただきます」と喜びを語り、「友人というだけではなく、刺激や良い影響をたくさん受けながら、僕自身も新境地に立ちたい」と話しました。