スケート×ミュージカル×J-POPの夢のコラボレーションが見られる『氷艶2024 −十字星のキセキ−』が、2024年6月に横浜にて開催！高橋大輔さん、小野田龍之介さんら豪華キャストが共演し、ゆずの楽曲で彩られた壮観なアイスショーです。
フィギュアスケートと日本の舞台芸術が溶け合うアイスショー『氷艶』
『氷艶』は、フィギュアスケートに日本文化を融合させたストーリー仕立てのアイスショーです。タイトルの「艶(en)」は、日本文化の艶やかな魅力を舞台で創り出すという想いの他に、スポーツであるフィギュアスケートの域を超えた「演」技への挑戦、ショーによって繫がる「縁」にも由来しています。
第1弾の『氷艶2017 -破沙羅-』では、松本幸四郎さん(当時・市川染五郎さん)の演出・出演のもと、歌舞伎とフィギュアスケートのコラボレーションを世界で初めて実現。映像演出をteamLab、衣装とヘアメイクのスタイリングをVOGUE JAPANが担当し、目新しい氷上のエンターテイメントを生み出しました。
第2弾となる『氷艶2019 –月光かりの如く-』では演出に宮本亜門さん、テーマ曲の制作にB’zの松本孝弘さんを迎え、『源氏物語』の世界を幻想的に展開し話題に。
2021年には2019年の『氷艶』キャストが再結集し、世界巡りをテーマにしたアイスショー『LUXE』が上演されました。公演タイトルは、優雅さや豪華さを意味するフランス語。その名に相応しい豪華絢爛なステージを、日本舞踊の家元である尾上菊之助さんと、宝塚歌劇団に所属する演出家の原田諒さんが演出しました。 『氷艶』シリーズ主演を務めるのは、日本のトップとして世界で長く戦ってきたプロフィギュアスケーターの高橋大輔さんです。競技を引退してからはアイスショーのプロデューサー兼パフォーマーとして活躍し、『氷艶』では常に新しい舞台表現に挑戦し続けています。
2024年公演のテーマは、現代版『銀河鉄道の夜』
シリーズ第3弾の『氷艶2024 −十字星のキセキ−』では、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにした物語が展開されます。
トキオとカケルとユキは、それぞれの夢を叶えること、そしていつまでも大切な友達でいることを約束した幼馴染の3人組。大人になると彼らの絆は揺らぎ、約束を叶えられないままユキとカケルが亡くなったことで自暴自棄になったトキオは、列車のホームへ飛び込んでしまいます。
するとトキオはなぜか銀河を走る鉄道に乗っていて、そばにはカケルが。カケルはトキオを銀河の旅へと誘い、終着駅のサウザンクロス、十字星を目指します。
演出を担当するのは2019年公演と同じく宮本亜門さん、脚本を手掛けるのはジブリ映画の脚本にも携わり、舞台・ドラマ・映画と幅広く活躍する脚本家の坂口理子さんです。
これまでの『氷艶』は古典的なテーマが続いていたため、今回は現代的なミュージカル仕立てであることがポイント。そして振付と所作指導は尾上菊之丞さんが担当しており、これまで受け継がれてきた日本文化の要素も取り入れられているようです。
各界のスターが氷上を舞い歌う豪華ステージ
出演キャストには、アイスショー、そしてミュージカル・舞台の第一線で活躍する豪華キャストが集結。カケルを演じるのは高橋大輔さん、トキオを演じるのは、小野田龍之介さんです。
ユキは、高橋さんとアイスダンスのカップルを組み、「かなだい」の愛称で競技引退後も親しまれているパートナーの村元哉中さんが演じます。らにメインキャストには、荒川静香さん、エハラマサヒロさん、友野一希さん、島田高志郎さん、長谷川開さん、エリアンナさん、まりゑさんが名を連ねました。
キャストの皆さんが互いにスケートと歌唱のレッスンを教え合い、学び合いながら切磋琢磨する姿が、作品の公式Xアカウントでも発信されています。
さらに今回は、J-POP界をけん引するフォークデュオのゆずが主題歌の「十字星」を制作し、スペシャルゲストアーティストとして全公演に出演！劇中の全編にはゆずの曲が起用され、一部の楽曲を本人たちが歌唱する夢のようなステージが繰り広げられます。
『氷艶2024 −十字星のキセキ−』は、2024年6月8日（土）から11日（火）まで、横浜アリーナにて上演。各日の公演開始時間は16時です。発売中のチケットの詳細は、作品公式HPをご確認ください。
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作品タイトルに「en（縁）」という意味が込められているように、本作をきっかけにスケートに触れてみるのは、ミュージカルファンにとって新しい世界と結ばれる良いご縁になりそうですね。 そしてゆずのお2人が出身地の横浜で出演されるというのも、なんだか縁を感じます！
