宮藤官九郎さん×木野花さん×シソンヌじろうさん、そして大人計画のスペシャルな女性陣。錚々たる顔ぶれで既に話題のあの作品が、6月19日からいよいよ本多劇場で上演されます！

期待の新企画！大人計画の名バイプレイヤーたちがセンターで輝く！

劇団・芸能事務所として名高い「大人計画」所属の怪女優５人が、創案し、企画するところから携わる演劇シリーズ“平凡パンチライン”。今回は、まもなく公演初日を迎える待望の第１作目『Wife is miracle〜世界で一番アツい嫁〜』をご紹介します。

この企画を率いる女性陣は、池津祥子さん・伊勢志摩さん・宍戸美和公さん・猫背椿さん・中井千聖さんの5人。様々なフィールドで活躍中の皆さんですが、普段は“名バイプレイヤー”として作品を支えているイメージが強いですよね。そんな方々が、本作では満を持して作品の“ど真ん中で”輝きます！

第１作目ということで気合も十分。脚本は5人の熱烈なオファーから宮藤官九郎さんに決定しました。ドラマ『新宿野戦病院』や『不適切にもほどがある！』などで数々の脚本賞を受賞したのも記憶に新しいですね。言わずと知れた名脚本家です。

「こんな機会は滅多にないから」と、新しいプロセスで作品作りに取り掛かったという宮藤さん。5人にどんな役をやりたいかアンケートを取り、リクエストされた人物像をもとに設定を起こしたのだとか。

相関図とプロフィールを作成して、さらに5人が自ら設定を肉付け。こうして出来上がった厚みのあるキャラクターたちは舞台上でどう動くのか？期待は膨らむばかりです。

演出には木野花さん。役者・演出家として名高い木野さんですが、オファーを受けた際はかなり驚いたとのこと。個性的な女優たちのアイデアの嵐、そして既に面白さ溢れる宮藤さんのプロット……大変な芝居になりそうと感じたそうです。

そして、5人の女性に立ち向かうのはシソンヌのじろうさん。公式コメントムービーでは「大人計画の舞台に出られる日がくるだなんて」と感動のご様子。持ち前のお笑い力で怪女優たちを捌ききれるのか！？必見です。自身の単独ライブの準備で多忙な中での参加ですが、全力で笑いを取りたいと意気込みを見せました。

脚本、演出、出演者、どこをとっても“アツい”本作。これは劇場に行くしかありません！

夏が来る、嫁が来る、きっと来る！

本作、なんと4人兄弟を全てひとりで演じる予定のじろうさん。そしてそれぞれの嫁と、兄弟の父親の若い嫁、合わせて5人の嫁が、じろうさんと絡んでいくそう。

「たくさんお芝居がしたい」「虐げられる役に挑戦したい」「ヒール役が良い」……女性陣の希望がたくさん詰め込まれた個性豊かな嫁たちが東北の田舎町を舞台に巻き起こすミラクルな夏……今からワクワクが止まりません！

平凡パンチラインとして、タイトルや内容はもちろんチラシのデザインなど細部も自分たちで考えたという今回の企画。何度も会議を繰り返し、たくさんのこだわりが散りばめられています。では、そんな熱量MAXで作品と向き合う女性陣のコメントもご紹介。

池津祥子さんは、初めて一緒にお仕事をする木野さんについて“エネルギッシュで熱血なイメージ”とのこと。「大量の汗をかく覚悟はできています！」と意気込みました。

伊勢志摩さんは、今回の役柄に少し苦手意識があるそう。面白くできるのかな？と不安はありつつも、「決死です」「覚悟を持って挑みます」と強くコメントしています。

当初「90代のYouTuberお爺さんを演じたい」と言って宮藤さんに却下されていた宍戸美和公さん。憧れのじろうさんとは「何気ない日常の会話をしてみたい」と嬉しそうにコメント。頭と体力の衰えに不安はあるそうで、“コワ楽しい”心境だと語りました。

猫背椿さんは「男っぽい役」「元風俗嬢の役」に興味があったそう。宮藤さんが要望をどのように役に落とし込んだのかは必見です。「“誰が一番アツい嫁なのかバトル”を頑張りたい」と力強く一言。

そして最年少の中井千聖さん。会議での先輩たちの詳細なアイデア出しに驚いたそう。さらにそこから生まれた宮藤さんのプロットにも圧倒されたのだとか。木野さんとは以前お仕事の経験があり、「あのパワフルさに置いていかれないように頑張りたい」とコメントしました。

様々な思い、熱量が混じり合ったこの作品、大満足できること間違いなしです！皆さんも下北沢に足を運んでみてはいかがでしょうか？

平凡パンチライン『Wife is miracle〜世界で一番アツい嫁〜』は、2025年6月19日（木）〜29日（日）まで、東京・本多劇場にて上演されます。そしてなんと！25日（水）18時〜の公演は生配信もあります。アーカイブも観られるということなので、ご予定が合わない方もぜひ、映像でお楽しみくださいね。詳しくは公式サイトをご覧ください！