2026年11月に劇団カムカムミニキーナの新作公演『ゴールド饅頭』が上演されます。南北朝時代の乱世を舞台に、松村武さんが作・演出を務め、板橋廉平さん、久保酎吉さん、桑田佳澄さんなど総勢23名が出演します。ハイテンションかつダイナミックな演出で描かれるエンターテインメントは要チェックです!
南北朝時代の乱世をハイテンション・ハイテンポ・ダイナミックに!
カムカムミニキーナは、早稲田大学の演劇サークル「演劇倶楽部」のメンバーだった松村武さん、八嶋智人さん、吉田晋一さんなど5名で旗揚げされた劇団です。主宰の松村武さんが全作品の作・演出を担当しています。
古事記や古来からの伝承、戦わない文化といった壮大な世界観を扱いながら、ハイテンションでテンポのよい笑いで観客を連れ去っていく独特の作風。「カムカムミニキーナ演劇」ともいうべきダイナミックな演出は劇団外でも高い評価を集めてきました。
今回、劇団カムカムミニキーナが挑むのは、日本史の中でも特に複雑な「南北朝時代」。2つの朝廷がそれぞれ正統性を主張し、武士たちの立場も二転三転していたとされています。分裂や戦乱に満ちた時代ですが、「カムカムミニキーナ演劇」としてどのようなエンターテイメントになるのでしょうか?
『ゴールド饅頭』イントロダクション
大陸より日本に甘い饅頭が伝来したのは南北朝の乱世の最中だという
日本史の授業でも一番これどういうこと?となる何かと複雑怪奇な時代
二系統の天皇が同時に即位していてバチバチに敵対!
帝のおわす国のど真ん中は、京都と奈良吉野の近畿南北に分断されていた
できたての足利幕府は初めからガタガタで、この混乱をおさめる力はなく
日本各地で南北それぞれのサイドに分かれての小競り合いの戦がダラダラと続いていた
そんな中、甘い饅頭が中国から伝来するのだ
その饅頭の甘さが、戦乱狂騒の時代の裏にあぶり出すもの
それこそあの、マルコ・ポーロが書き残した
極東の国ジパング黄金伝説の真実の姿である
23名の俳優陣がビッグスケールの劇世界を立ち上げる
本作のはちゃめちゃな「スウィートゴールドラッシュアワー」を、個性が輝く劇団員13名と、魅力たっぷりなゲスト出演者10名が一丸となってお届けします。
板橋廉平さん、久保酎吉さん、桑田佳澄さん、小日向春平さん、涼田麗乃さん、曽田昇吾さん、千代田信一さん、原伊理さん、福本雄樹さん、松岡里英さん、相原未来さん、岩坪成美さん、大藤拓生さん、亀岡孝洋さん、北久保実佑さん、スガ・オロペサ・チヅルさん、土井優華さん、長谷部洋子さん、福久聡吾さん、藤田記子さん、松村武さん、八嶋智人さん、山崎樹範さんがキャスティングされました。
カムカムミニキーナといえば八嶋智人さん・山崎樹範さんがよく知られていますが、筆者が注目しているのは大藤拓生さん。2026年の劇団員オーディションに合格して入団した、劇団の未来を担っていくであろう存在です。俳優活動を始めたのはなんと2024年!まだ活動歴は少ないものの、脚本・演出を務める自主公演『犬の行方』を実施したり、南山莉來監督の映画『べっちょない』に出演してきました。カムカムミニキーナ劇団員としてどのように花開くのか、活躍を追いかけたいと思っています。
劇団カムカムミニキーナ vol.76『ゴールド饅頭』は、2026年11月9日(月)~18日(水)まで座・高円寺1で上演されます。11月28日(土)・29日(日)は近鉄アート館でも実施予定です。詳しい情報は公式サイトからチェックしてみてくださいね。
わたしは八嶋智人さんのファンなので、カムカムミニキーナの新作公演の情報が出るたびにワクワクが止まらなくなります。今回は甘い饅頭がキーアイテムになるようで興味津々です。混沌とした南北朝の争乱と甘味というユニークな切り口が、松村武さんの手でどのようなダイナミックな劇世界へ昇華されるのか目が離せません......!



















