2009年に連載が開始し、2021年の連載終了後も人気を誇る『進撃の巨人』がついにミュージカル化!壮大なアクションや巨人をどのように表現するのでしょうか?

エレン・イェーガーには、ミュージカル界ホープの岡宮来夢

『進撃の巨人』は、2009〜2021年に講談社・別冊少年マガジンで連載された諫山創さんによる漫画作品です。全34巻の発行部数は世界累計1億1千万部越え。TVアニメ化をはじめ、2015年には三浦春馬さん主演で実写映画化されるなど、連載終了後の現在も絶大な人気を誇るダークファンタジー作品です。

TVアニメは放送開始から10年、『進撃の巨人 The Final Season 完結編』が2023年放送予定となっており、話題となっています。

『進撃の巨人』では、パラディ島で暮らす人々は、恐るべき存在の人を食べる巨人から逃れるため、巨大な三重の壁を築き上げ、自由と引き換えに平和を手にしました。100年が経ったある日、突如、超大型巨人が現れたことで平和が崩れ去ります。

人々の生活は巨人に侵略され、大切な存在をも奪われていってしまいます。母親を失った幼いエレンは、巨人へ憎しみを込めて「この世から一匹残らず駆逐してやる!」と誓うのでした…。

ミュージカル版では、主人公のエレン・イェーガー役を、ミュージカル『The Fantasticks』で主演・マットを演じ、3月上演の『SPY×FAMILY』ではユーリ・ブライア役として出演が決まっている岡宮来夢さんが務めます。

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」-the Musical-製作委員会

ミカサ・アッカーマン役は舞台『呪術廻戦』で禪院真希役を務めた高月彩良さん、アルミン・アルレルト役はミュージカル『黒執事』でシエル・ファントムハイヴ役を務めた小西詠斗さんが演じます。
リヴァイ役には舞台を中心に活躍しており、舞台『東京リベンジャーズ』で佐野万次郎役を務めた松田凌さん、エルヴィン・スミス役はミュージカル『シンデレラストーリー』で王子役を務めた大野拓朗さんが演じます。

役名のあるキャラクター以外の登場人物たちを、“Blade Attackers”と称される驚異的な身体能力と歌唱力を持ったキャストたちが演じ、作品の世界観を広げています。

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」-the Musical-製作委員会

原作の世界観そのまま!名シーンが目の前に!

原作のストーリーを丁寧になぞって製作されている、『進撃の巨人-the Musical-』。ミカサの「私は、強い」という名セリフなど、数々の印象的なセリフもそのまま使われています。

グランドミュージカルさながらの大迫力の楽曲や、兵士たちの身体能力が表現されたアクロバティクなダンスシーンなどの身体表現を巧みに使い、ミュージカルとしての『進撃の巨人』の物語を紡いでいきます。 

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」-the Musical-製作委員会

立体機動装置でのアクションシーンは、ワイヤーアクションで再現!衣装は各キャストの体形に合わせて作られたオーダーメイドだそう。立体機動装置は、ボルトなどの細かい工具も数えると、1セット100パーツほどの組み合わせで構成されています!細部まで各スタッフの技巧が凝らされているのですね。

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」-the Musical-製作委員会

そして、この物語に欠かせない巨人の存在ですが、巨人の姿そのままに舞台上に出現!人の手によって動かされるものや、映像を使用したものなど、さまざまな手法で巨人が現れ、その大きさ・脅威が生々しく表現されます。

劇場で観劇するお客様には、来場者特典「特製ビジュアルカード」が配布されます。エレン、ミカサ、アルミン、リヴァイ、エルヴィンら、10キャラクターが扮装ビジュアルで並ぶ絵柄と、原作『進撃の巨人』作者の諫山創さんの線画の両面デザインで、2種類(大阪公演・東京公演共通)がランダムで配布されます。 

動画配信サービス DMM TVで、全5回のライブ配信も。ライブ配信終了後も一定期間配信が観られます。配信限定の特典映像として回替わりの「キャスト生コメント」映像付き!詳しくはこちらから。

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」-the Musical-製作委員会

『進撃の巨人-the Musical-』は、1月7日(土)〜1月9日(月)大阪・オリックス劇場にて上演、その後、1月14日(土)〜1月24日(火)に東京・⽇本⻘年館ホールにて上演予定です。公式HPはこちら

ミワ

稽古場写真からでも伝わってくる原作そのものの温度感に驚きました!名シーンが目の前で観られるなんて、作品ファンとしてはとても嬉しいですね。