キングオブコント王者の経験と演劇の手法を融合させ、独自の世界観で岸田國士戯曲賞候補にも選ばれた「劇団かもめんたる」。彼らの第16回公演『ピノキオの元カノ』が、2026年夏に本多劇場で上演されます。本作には岩崎う大さん、槙尾ユウスケさん、犬山イヌコさん、八嶋智人さんなどが出演予定。AIマネキンをテーマにしたブラックユーモア溢れる物語に注目です!

お笑いと演劇の経験を詰め込んだ「演劇でしかできないコメディー」

「劇団かもめんたる」は、お笑いコンビ・かもめんたるが個性豊かな俳優陣とともに贈るロングコント・演劇のグループです。「第6回キングオブコント」王者、かつ「ダブルインパクト2025 〜漫才&コント 二刀流No.1決定戦〜」ファイナリストというコンビが、なぜ劇団を率いているのでしょうか?

早稲田大学のお笑いサークル・WAGEにて、ボケ兼ネタ作り担当の岩崎う大さんと、ツッコミ担当の槙尾ユウスケさんは出会いました。そして2001年から2006年まで、小島よしおさんなども含めた5人でアミューズ所属の芸人グループとして活動していたそうです。

グループの解散後、岩崎さんと槙尾さんは演劇ユニット「劇団イワサキマキヲ」を結成することに。とはいえ公演にかかる手間や将来性を懸念し、次第にお笑いへと移行していきます。その努力が実り、2013年に「第6回キングオブコント」で優勝しますが、単独ライブの集客数では苦戦が続きました。

そこで所属事務所の先輩・カンニング竹山さんが「劇団かもめんたる」の旗揚げを勧めます。その結果、第8回公演『GOOD PETS FOR THE GOD』で第64回岸田國士戯曲賞候補、第9回公演『君とならどんな夕暮れも怖くない』で第65回岸田國士戯曲賞候補に選出されました。

紆余曲折を経て、彼らは数々の劇団員とゲスト俳優を率い、演劇界で輝きを放っています。そして2026年夏、第16回公演『ピノキオの元カノ』の幕が開くことになりました。ブラックユーモア満載なのに哀愁が漂うという独自の世界観に、またもや観客を誘ってくれそうです……!

舞台『ピノキオの元カノ』のあらすじ

とっくの昔の話、AIマネキンは嘘をつくことを知らなかった。彼らは信用できる存在で、常に正論を話す。つまらない奴らだった。パン!突然変異のAIマネキンは嘘をつく。それはその嘘がつけるというキャラクターだけで、自分を特別な存在として鼻を伸ばしていった。誰が呼んだかピノキオ、「奴は役者だ」と声を荒げたのはほかのAIだったか、人間だったか。いや。それは称賛だったのかもしれない。萎えるかもしれないが、彼はそのまま役者になった。そう舞台で色々な役をやる役者、やがて舞台を飛び越え、 彼は世界のスターとなった。一番大切な人を忘れて。

犬山イヌコ、八嶋智人らが「劇団かもめんたる」の味わいを深める

『ピノキオの元カノ』に、劇団かもめんたるから岩崎う大さん、槙尾ユウスケ​さん、もりももこさん、土屋翔さん、野口詩央さん、宮下雄也さん、平岡純米さんが出演します。さらに成松修さん、土佐和成さん、犬山イヌコさん、八嶋智人さんが客演予定です。

個人的に気になっているのは八嶋智人さん。以前とある公演を拝見したとき、心を撃ち抜かれました。とめどないパワフルとコミカルで観客全員を夢中にさせたかと思いきや、突然のシリアスで揺さぶってきて、それなのに全てにまとまりがあるという演技が、本当に忘れられなくて……。劇団かもめんたる作品は第7回公演『宇宙人はクラゲが嫌い』以来とのことで、今回はどんな化学反応が起こるのか、とてもワクワクしています!

劇団かもめんたる 第16回公演『ピノキオの元カノ』は、2026年8月19日(水)〜23日(日)まで本多劇場で上演されます。詳細は公式サイトからチェックしてみてくださいね。

チケットぴあでのチケット購入はこちら<PR>
さよ

劇団かもめんたるの公演は毎回、あらすじだけでは先が読めず、これは劇場に行かなければ!と思わせる魔力のようなものがあります。『ピノキオの元カノ』も「嘘をつくAIマネキンがスターになる」という斬新なストーリーで興味が尽きません......!