2024年4月9日(火)～29日(月祝)に東京建物 Brillia HALL、5月6日(月休)～19(日)に大阪・SkyシアターMBSにて、ブロードウェイミュージカル『ハネムーン・イン・ベガス』の上演が決定。ラスベガスとハワイを舞台に主人公ジャックと恋人ベッツィの結婚までのドタバタな恋愛騒動を描くコメディミュージカル作品です。ジャックを演じるのは、9年ぶりの舞台出演、そして初のミュージカル挑戦となる伊野尾慧さんです。

2015年にブロードウェイで上演！コメディミュージカル

1992年にアンドリュー・バーグマンが監督・脚本を担当し、ニコラス・ケイジとサラ・ジェシカ・パーカーの出演で公開された映画をミュージカル化した『ハネムーン・イン・ベガス』。脚本は映画版の同作やデミ・ムーア主演の『素顔のままで』などを監督したアンドリュー・バーグマンが担当しています。

2015年には『チャップリン』でトニー賞主演男優賞にもノミネートされ、日本でも上演されている『サムシング・ロッテン!』や『ビートルジュース』のブロードウェイ版に出演していたロブ・マクルーア主演で、ブロードウェイでも上演されました。

ラスベガスとハワイを舞台に、主人公・ジャックとジャックの彼女・ベッツィの結婚までのドタバタな恋愛騒動を描くコメディミュージカル作品です。

主演は、Hey! Say! JUMPとしてのアーティスト活動はもちろん、ドラマ『家政夫のミタゾノ』をはじめとする俳優活動、朝の情報番組やトーク番組へのレギュラー出演など多岐にわたって活躍を見せている伊野尾 慧さん。2015年に上演された舞台『カラフト伯父さん』以来、9年ぶりの舞台出演で、初めてのミュージカルに挑みます。

ジャックは５年越しの恋人ベッツィとの結婚を夢見ていますが、死んだ母親ビーから言われた「誰とも結婚しないで！」という言葉に縛られ、結婚指輪を買うことさえできずにいます。

そんな母の呪いから逃れ、結婚式を挙げようと訪れたのはラスベガス。滞在先のホテル・ミラノでは、ロック歌手のバディ・ロッキーがカジノでショーを披露し大盛り上がり。そこに居合わせたギャンブラーのトミー・コーマンは、死んだ妻に瓜二つのベッツィを見つけると、ジャックからベッツィを奪うため、子分のジョニー・サンドイッチとともにジャックを陥れ、ベッツィを連れてハワイ旅行に出かけてしまいます。

ジャックも二人を追ってハワイへ向かいますが、そこにマヒという名の女性が現れ……。果たしてジャックは彼女を取り戻し、無事に結婚することができるのか！？

ジャックの恋人 ベッツィ・ノーラン役を務めるのは、『仮面ライダーエグゼイド』のヒロイン、『賭ケグルイ』の皇伊月役などドラマ・映画・舞台で活躍する松田るかさん。

ラスベガスの富豪トミー・コーマン役に『レ・ミゼラブル』『ロミオ＆ジュリエット』『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』『チャーリーとチョコレート工場』などミュージカル業界に欠かせない存在の岸 祐二さん。岸さんはミュージカル『She Loves Me』でHey! Say! JUMP薮宏太さんと共演しています。

ジャックの味方となるバディ・ロッキーとロイ・ベーコンの2役を演じるのは上口耕平さん。ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』『メリリー・ウィー・ロール・アロング』『ヘアスプレー』『ダブル・トラブル』などに出演し、10月には『High Fidelity』で主人公ロブ役を務めました。

トミーの部下 ジョニー・サンドイッチ役には『アンドレ・デジール　最後の作品』で注目を集めた小柳 友さん。ジャックを誘惑するハワイの女マヒ役に、『ヘアスプレー』や音楽劇『ダ・ポンテ〜モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才〜』に出演する青野紗穂さん。ジャックの母ビー・シンガー役に元宝塚歌劇団月組トップスターでミュージカル『マチルダ』などに出演する霧矢大夢さん。

演出は、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』『ラビット・ホール』『ファインディング・ネバーランド』『ビロクシー・ブルース』などを手がけ、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した小山ゆうなさんです。

小山さんは本作について、「『ハネムーン・イン・ベガス』の楽曲を最初に聞いた時にワクワクして、このミュージカルを観たい！と思いました。90年代アメリカのコメディ映画の世界とミュージカルコメディが絶妙にマッチした作品。楽しいことが沢山起こる中、実は一人一人の人物には深い痛みや葛藤が隠されていて笑いと痛みと温かさを豊かに孕んだ素敵な作品です」と魅力を語ります。

また伊野尾さんとは写真撮影で顔を合わせており、「ご自分から楽しいアイディアを沢山出され、とてもクリエイティブでユーモア溢れ、稽古が益々楽しみになりました」と撮影時のエピソードを明かしました。

伊野尾さんは9年ぶりの舞台出演かつ初めてのミュージカル出演にあたって、「応援してくださっている皆さんの中には「伊野尾がミュージカル？！」と思っている方もたくさんいると思いますが、僕自身が一番驚いています(笑)。それだけ驚きがある新しいチャレンジだと思うので、本番までにボイトレや歌の稽古などたくさんトレーニングをして本番に挑みたいです！僕を応援してくださっている方でも9年前の『カラフト伯父さん』という舞台を観てファンになったよ、応援してるよと言ってくれる方もいらっしゃいます。この9年の間で新たに僕を応援してくださるようになった方もたくさんいらっしゃるので、また新しい自分を見せられるようにチャレンジ出来たらいいなと思います。そして、この『ハネムーン・イン・ベガス』を観て僕を好きになったよ、と言っていただけるように頑張りたいと思います」と意気込みを語りました。

ブロードウェイミュージカル『ハネムーン・イン・ベガス』は2024年4月9日(火)から4月29日(月祝)まで東京建物 Brillia HALL、2024年5月6日(月休)から5月19日(日)まで大阪・SkyシアターMBSにて上演が行われます。公式HPはこちら