日曜日の夜、明日からまた仕事の1週間が始まると思うと憂鬱ですよね。やる気がなかなか出ない人や、職場で悩みを抱えていて明日が来るのが怖いと思っている人もいるかもしれません。晴れやかな気持ちで仕事に向かいたいときは、ミュージカルソングに前向きな力を分けてもらいませんか?今回は自分を奮い立たせたいときに聴きたくなるミュージカルソングを3つご紹介します。

出勤前のエナジードリンクがわりに!「第一歩」/『キンキーブーツ』

出勤前にエンジンをかける1曲として、パワフルなサクセスストーリーが魅力の『キンキーブーツ』から主人公のチャーリーが歌うソロナンバー「第一歩」をおすすめします。今にも倒産しそうな実家の靴工場を救うため、ドラァグ・クイーンのための婦人靴というニッチ商品の開発を決意したチャーリー。

「迫るのが不可能でも、探すのが奇跡でも、急な山が行方阻んでも」という歌詞からは、未知の挑戦に対してチャーリーが歌で自分を奮い立たせていることがわかります。チャーリーのあふれるエネルギーを感じて、憂鬱な仕事の日に清々しい第一歩を踏み出しましょう。

心安らぐ「終わりなき夜」/『ライオン・キング』

仕事が嫌でたまらない夜にぜひ聴いてほしいのが、『ライオン・キング』の「終わりなき夜」。幼い頃に故郷を失ったシンバが、亡くなった父王に思いを馳せて歌うバラードです。

「夜はいつか終わる、陽はまた昇る」という前向きな歌詞と、シンバの力強い歌声が暗くなった心を照らしてくれます。頭の中で自分の姿と満点の夜空の下で歌うシンバの姿を重ねると、明日を迎えるための勇気が湧いてきますよ。寝る前に聴くと心が安らぐ1曲です。

仕事の見方が変わる?!「お砂糖ひとさじで」/『メリー・ポピンズ』

毎日の仕事が単調でつまらないと感じているなら、『メリー・ポピンズ』の「お砂糖ひとさじで」を口ずさんでみてください。この曲は、片付けを嫌がる子どもたちに乳母のメリー・ポピンズが歌うナンバー。劇中ではメリーが指を鳴らすと部屋が魔法のように片付いてしまうのですが、この曲には「どんな仕事にも面白いところがある」というメッセージの魔法が込められているのです。

ひとさじの砂糖を加えるだけで苦い薬が飲めるように、つまらない仕事も自分なりに面白さを見つけると楽しくなります。この曲を聴けば、単調な仕事に対する見方が変わるかもしれません。明るいメロディーも魅力的なので、気分転換に鼻歌で歌うだけでもなんだか心が軽くなりますよ。

さきこ

休み明けにピッタリな自分を奮い立たせてくれるミュージカルソングを3つご紹介しました。仕事中のやる気を出すために飲み物を飲む人も多いと思いますが、「第一歩」はエナジードリンク、「終わりなき夜」はホットハーブティー、「お砂糖ひとさじで」はカフェラテのイメージ。どの曲も刺激や安らぎ、ひらめきを与えてくれるので、仕事へのやる気が湧いてきます。ミュージカルソングの力を借りて、清々しい気持ちで仕事を頑張りましょう!