ミュージカルや舞台を観るために必要となるチケット。宝塚歌劇団でも、公演ごとにチケットが販売されます。しかし、宝塚歌劇団に興味はあるものの、「どうやってチケットを取ればいいのかわからない…」とハードルの高さを感じている方もいるかもしれません。そこで、この記事では宝塚歌劇団のチケットの取り方について詳しく解説します。

宝塚歌劇団のチケット事情・料金とは?

宝塚歌劇団の舞台を観るにあたって、事前のチケット購入は欠かせません。宝塚歌劇団のチケットは、SS席からB席まで、4種類の座席ごとにチケット料金が異なります。SS席が最も舞台から近く、スターの演技を堪能するには絶好のポジションといえるでしょう。宝塚大劇場、東京宝塚劇場それぞれのチケット料金は、下記の通りです。

宝塚大劇場東京宝塚劇場
SS席12,500円12,500円
S席8,800円9,500円
A席5,500円5,500円
B席3,500円3,500円
※価格はすべて税込
(参照:宝塚大劇場 座席表東京宝塚劇場 座席表

また、新型コロナウイルス対策の一環として、現在は当日券の販売を中止しています。その代わり、当日B席と立ち見席のチケットについては、一般前売と同じタイミングで購入可能です。通常よりもお手頃な価格となっているので、どうしても観たい公演がある場合に挑戦してみてもいいかもしれません。立ち見席についてもっと知りたい方は、こちらの記事も参照ください。宝塚歌劇団では立ち見ができる!?タカラヅカを観劇するチャンスのひとつに

宝塚歌劇団のチケットの取り方7選

宝塚歌劇団の知名度が上がるにつれ、チケットも取りにくくなっているようです。特に人気のある公演では、チケット入手はまさに至難の業。とはいえ、最初から諦めてしまうのはもったいないですよね。宝塚歌劇団のチケットを取れるよう、7つの方法を紹介します。※なお、当日券の販売中止のため、今回は劇場チケットカウンターを除外しています。

1.宝塚友の会
宝塚歌劇団の公式ファンクラブ「宝塚友の会」に入会することで、チケットを取るチャンスが増やせますよ。「宝塚友の会」では、各公演の約2か月前からチケットの先行販売を実施。抽選方式なので確実ではないものの、一般前売よりも早く良い席を狙えるというメリットがあります。

「宝塚友の会」については、下記の記事でも取り上げています。
ファンならぜひ入会したい!宝塚歌劇団のファンクラブといえば「宝塚友の会」

2.宝塚歌劇Webチケットサービス (宝塚友の会会員/宝塚友の会会員以外)
宝塚歌劇Webチケットサービスは、「宝塚友の会」会員でなくても利用できる手段のひとつです。宝塚歌劇共通IDに登録し、一般販売の開始と同時にチケットを予約購入する仕組みとなっています。また、好きな座席を選択できるところも嬉しいポイント。プレイガイドなど他の取り方と併用して、チケット入手の確率を引き上げましょう。

3.各種プレイガイド
e+(イープラス)やチケットぴあ、ローソンチケットといった各種プレイガイドは、初心者にもチャレンジしやすいチケットの取り方です。メジャーなプレイガイドであれば、すでに会員登録している方も多いかもしれませんね。それぞれ先行抽選や一般販売の期間が設定されているので、こまめにチェックしながら応募してみましょう。

4.貸切公演
プレイガイドやクレジットカード会社による貸切公演の情報にも注目してみてください。また、クレジットカード会社の場合は一般公演のチケットを確保しているケースもありますよ。代表的なカード会社としては、三井住友、JCB、セディナなどが挙げられます。該当のカードを持っている方は、一度申し込んでみてはいかがでしょうか。

5.旅行会社のツアーやホテルの宿泊プラン
旅行気分で宝塚歌劇の舞台を観る、という豪華なプランもあります。ただし交通費や宿泊費、食事代がセットになっている分、料金が高くなる点に留意してくださいね。

例えば阪急交通社の「夢組」は、”宝塚歌劇団6つめの組”というコンセプトのツアー企画です。会員登録することで、様々なプランに申し込めます。また、宝塚ホテルでは宿泊・食事とチケットがセットになった《宝塚歌劇観劇プラン》を用意。宝塚大劇場に遠征する際に利用するのもおすすめです。

6.チケットトレードリセール「チケトレ」
チケトレとは、音楽事業団体公認のチケット2次売買サービスです。急きょ公演に行けなくなり、他の方にチケットを譲りたいという場合に、売買取引ができるようになっています。転売に関わってしまうリスクを避け、安心して利用できるチケットの取り方です。

7.各タカラジェンヌの私設ファンクラブ
宝塚歌劇団には、各タカラジェンヌの非公式ファンクラブがあります。ファンクラブの会員なら、会で確保しているチケットを取り次いでもらうことも可能。特定のタカラジェンヌのファンであり、今後も応援していきたいという方向けの選択肢です。

もこ

ちなみに筆者の場合、Webチケットサービスやプレイガイドが主なチケットの取り方です。旅行会社の日帰りツアーで観劇したことも。次は来年の花組公演に狙いを定めています…!