世界最高峰のサーカス、シルク・ドゥ・ソレイユが5年ぶりに日本へやってきます!コロナ禍の苦難を乗り越え、世界公演を再開した彼らが届けてくれるのは、喜びをたたえるにはぴったりの作品。進化して生まれ変わった伝説のショー『アレグリア−新たなる光−』の魅力をたっぷりとお伝えします。

復活の第1章を飾る、最も愛された喜びの物語『アレグリア−新たなる光−』

世界的人気を誇るシルク・ドゥ・ソレイユは、1984年に設立されて以来、世界450以上の都市で人々を魅了してきたエンターテインメント集団です。新型コロナウイルスの流行による公演中止という難局を乗り越えて、今年、5年ぶりとなる日本公演を行います。

シルク・ドゥ・ソレイユの特徴は、物語性のあるサーカスパフォーマンスだということ。作品ごとに個性的な世界観を作り上げていることで唯一無二のエンターテインメントを確立しました。今回、数あるレパートリーの中から日本にやってくるのは『アレグリア』。1994 年の初演から約19年にわたって世界各地を巡った実績があり、「シルク史上最も愛された伝説のショー」とも称される人気の作品です。

2019年には音楽や演出にブラッシュアップが加わり、『アレグリア−新たなる光−』として生まれ変わったこの作品。スペイン語で「喜び」を意味する「アレグリア」というタイトルが示すとおり、「希望に満ち溢れた歓喜の物語」を描いています。古いものと新しいものが入り混じる世界で、希望を見つけて生きてゆくキャラクターたちの物語を軸に、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了します。

シルク・ドゥ・ソレイユの復活にふさわしいこの作品が、世界を巡っていよいよ日本へ上陸。2月に東京公演がスタートし、7月には大阪へと場所を移して公演を行います。

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見どころその1 〜こだわりの詰まった舞台美術〜

『アレグリア−新たなる光−』で紡がれる物語の舞台は、王を失くし、かつての輝きを失った王国。王に仕えていた道化師のミスター・フルールを中心に、変化する世界をさまざまなキャラクターが行き交います。

物語の世界観を象徴するように、舞台奥にはツタが絡みついた巨大な王冠のオブジェが。無数に伸びた細い棒にはLED照明が仕込まれていて、さまざまな光の演出を織りなします。この王冠のオブジェを筆頭に、ステージ上には作品世界を示すさまざまなシンボルが散りばめられているそうです。

この作品の舞台美術には、「過去」と「現在」、「人為」と「自然」、「光」と「影」など、対概念を起点としたコンセプトがいっぱい。アーティストたちがまとう衣装やメイクにも、そのコンセプトが反映され、舞台上どこを見てもそのこだわりを感じ取れます。物語を考察したい派の方は、パフォーマンスはもちろんですが、こうした舞台美術にも目を向けると、より多くの発見があるかもしれません。

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見どころその2 〜世界観を引き立てる音楽〜

緊張と興奮に包まれるパフォーマンスを引き立てるのはオリジナル音楽。初演『アレグリア』のサウンドトラックは、サーカスエンターテインメントとしては極めて異例のグラミー賞にノミネートされるなど、この作品の楽曲は高い評価を得てきました。

音楽が描き出す壮大なスケールはそのままに、『アレグリア−新たなる光−』では、現代的なエレクトロニックサウンドやロックアレンジを追加。記憶に強く残るテーマ曲もアレンジが加えられ、さらなる進化を遂げています。

会場では生歌、生演奏で味わうことができるのもポイント。観客の気持ちを盛り上げ、世界観へ誘ってくれる音楽もこの作品の贅沢な醍醐味です。

見どころその3 〜息を呑むパフォーマンスの数々〜

ここまではシルク・ドゥ・ソレイユらしさでもある物語性や世界観に触れてきましたが、レベルの高いサーカスパフォーマンスこそ、この作品の最大の見どころではないでしょうか。

目玉として取り上げたい演目は選びきれないほどありますが、『アレグリア−新たなる光−』の特徴的な演目として、「パワートラック」、「フラフープ」、「ファイヤーナイフ・ダンス」の3つをご紹介します。

「パワートラック」では、2つに交差したトランポリンが舞台上に登場。その上を14人のアーティストが飛び交い、次々とダイナミックな空中回転を披露します。息の合ったタンブリングが堪能できる、アクロバティックなパフォーマンスです。

「フラフープ」は驚きの柔軟性を持つアーティストが身体のいたるところでフラフープを回します。とても再現できないようなポーズでフラフープを自在に操ったり、60本のフラフープを一気に回転させたりと、圧巻の技で観客を魅了します。

そして「ファイヤーナイフ・ダンス」では、炎の燃え盛るファイヤーナイフを使った熟練アーティストのジャグリングを披露。燃える手具を口に含んだり火を吹き出したりのスリリングなパフォーマンスに、最高潮の興奮を味わえます。

命がけという言葉がふさわしい超人的なパフォーマンス。鍛え抜いた身体が魅せる、生命力溢れる曲芸の数々に、目を奪われること請け合いです!

『ダイハツ アレグリア−新たなる光−』東京公演は2023年2月8日(水)から6月4日(日)まで、お台場ビッグトップにて開催。 続く大阪公演は2023年7月14日(金)10月10日 (火)まで、森ノ宮ビッグトップでの上演です。
公演の詳細やチケットのお求めはアレグリアチケット購入サイト(エンタメチケット)をご覧ください。

Sasha

東京の会場となるお台場には、青と黄色の縞模様が印象的なサーカステント「ビッグトップ」が出現しました。20か国から集まったキャストとスタッフが、日本の観客との出会いを待っています。