2022年7月8日（金）に開幕したロングラン中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。2月25日（土）に6月以降の公演のチケットが発売されます。それに先立ち新キャストが発表されました。また、2月12日（日）には特別番組が放送予定となっています！

7名のキャストが新たに魔法の舞台に参加！

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが舞台のために書き下ろした物語。2016年のイギリス・ロンドンでの初演以降、ニューヨークやトロント等世界6都市で上演され、7都市目となる東京はアジア初上演となりました。

2022年7月8日に開幕したのち、大反響により全席完売が続いており、1月13日には総観客数30万人を突破。さらに、第30回読売演劇大賞では選考委員特別賞を受賞しました。大ヒットを受けて2年目以降のロングラン公演が決定しています。

『ハリー・ポッターと呪いの子』で描かれるのは、ハリーたちが魔法界を救ってから19年後。世界を救った英雄の息子として生まれ、アルバス・セブルス・ポッターという偉大なる名前を授かったハリーの次男アルバス。今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学するアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命に抗うように父親に反抗的な態度を取ります。

アルバスは、魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然スコーピウスという少年と出会います。しかし、スコーピウスは父・ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子。息子を守ろうとすべく奮闘するハリーは、2人の親交に理解を示さず、ハリーとアルバスの溝はどんどんと深まっていってしまいます…。

本作のハリー・ポッターは37歳。幼い頃に両親を亡くしているハリーは、父親として上手く振舞えず、息子との関係に葛藤する様子が物語の1つの軸として描かれています。

2年目を迎える本公演の新ハリー・ポッター役として、藤木直人さんと大貫勇輔さんが決定しました。そして、1年目のプレビュー公演時に同役を務めた藤原竜也さんがカムバックします。

新ハリーを務める藤木さんと大貫さんは、「まさか自分がハリー・ポッター役を演じる日が来るとは！」と驚きと共にコメント。お二人とも本作は既に観劇していたそうで、「世界観に圧倒されました」と藤木さん。大貫さんは「いちファンとして感動しすぎて頭がパニックになりました（笑）」とコメントしました。新たなハリーの誕生が待ち遠しいですね。

藤原竜也さんはプレビュー公演から全76公演でハリー・ポッター役を務め、2022年9月30日に出演終了。待望のカムバックとなりました！藤原さんは、9月末までの出演となるので、前回藤原ハリーを見逃してしまった方は今回がチャンスです！

また、現在ハリーポッターを演じている向井理さんは5月31日（水）までの出演、石丸幹二さんは7月中旬までの出演となります。

そして、ハーマイオニー・グレンジャー、ロン・ウィーズリー、ドラコ・マルフォイ、エイモス・ディゴリー、マクゴナガル校長の5役にそれぞれ1名ずつ新キャストが決定しました。

ハーマイオニー・グレンジャー役は、『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』『マリー・アントワネット』『ジキル&ハイド』『メリー・ポピンズ』など数々のミュージカルでファンを魅了してきた笹本玲奈さん。

ロン・ウィーズリー役に、三谷幸喜作品に多く出演し、TBSドラマ『マイファミリー』日下部役やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』源範頼役も記憶に新しい、迫田孝さん。

ドラコ・マルフォイ役に、俳優活動だけでなく、児童書の執筆や、作曲活動も行っている内田朝陽さん。

エイモス・ディゴリー役に、数々のシェイクスピア作品や、ミュージカル『蜘蛛女のキス』に出演していた間宮啓行さん。

マクゴナガル校長役を、ミュージカル『エリザベート』ゾフィー役や『シェルブールの雨傘』のエムリー夫人役が印象的な香寿たつきさんが演じます。

6月以降の公演のチケット発売開始！

新ハリー・ポッター役の藤木直人さん、大貫勇輔さんをはじめとするキャスト陣が出演するTBSの特別番組の放送が2月12日（日）午後4時30分〜5時に決定しました。（※一部地域を除く）「舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』初体験！新ハリーが魔法の世界に潜入SP」と題し、藤木さん、大貫さんのナビゲーションで、舞台上で繰り広げられる魔法の秘密が解き明かされます。番組は無料見逃し配信もあり、TVer、TBS FREE、GYAO!、Yahoo!で放送終了後～2月19日（日）23:59まで見ることができます。

そして新キャストの出演を含む6月以降の公演スケジュールが決定！6月以降の公演チケットが、2月12日（日）午前10時より先行発売が開始、2月25日（土）より一般発売が開始されます。詳しくは公式サイトをご確認ください。