人数制限の大幅緩和が発表され、満席の客席も認められた演劇。コロナ対策は万全に行いつつ、演劇が楽しめる世の中が戻りつつあります。そんな10月に上演される注目の作品をご紹介!

朝夏まなと・土屋太鳳Wキャストが話題!ミュージカル『ローマの休日』(帝国劇場)

オードリー・ヘプバーン主演映画でお馴染みの本作。実は、1998年に日本が世界初・ミュージカル化を実現した作品なんです。

今年の主演・アン女王は元宝塚歌劇団宙組トップスター・朝夏まなとさんと女優・土屋太鳳さんのWキャスト!お二人の気品溢れるアン女王に注目です。(10月4日〜28日まで)

野田秀樹×ルーマニア演劇界の巨匠。『真夏の夜の夢』(東京芸術劇場)

シェイクスピアの喜劇『真夏の夜の夢』を、劇作家であり東京芸術劇場芸術監督を務める野田秀樹さんが翻案。演出にはルーマニアの演出家シルヴィウ・プルカレーさんを迎えます。

出演は鈴木杏さんや北乃きいさん、加治将樹さん、矢崎広さん他。妖精と人間のドタバタ劇が魅力の『真夏の夜の夢』。妖精の醸し出す不思議な世界観をどう表現するのか、とても楽しみです。(10月15日〜11月1日まで)

思いきり笑いたい方に!『世界中がフォーリンラブ』(サンシャイン劇場)

三宅裕司さんが主宰する劇団スーパー・エキセントリック・シアターの第58回公演。ミュージカル・アクション・コメディーである本作は、純愛がテーマ。

人を好きになってしまう「コロッとウイルス」から巻き起こる恋愛トラブルを描くのだとか。思いっきり笑い飛ばして、明日からまた頑張れる作品になりそうです。(10月9日〜25日まで ※オンラインチケットは10月17日)

10月公演の作品はまだまだたくさんあります。色々と不安の多い世の中ですが、演劇やミュージカルで少しだけ泣き笑い、非日常に癒されてみませんか?