1937年のロンドン初演以来、世界中で愛される傑作ミュージカル『ミー&マイガール』。2026年12月に、約17年ぶりの新演出・新キャストで帰ってきます!階級も常識も飛び越える純粋な愛を、ぜひ劇場で体験してみませんか?
不朽の名作が、新演出・新キャストで待望の再演決定!
ミュージカル『ミー&マイガール』は、1937年にロンドンで初演されてロングランを記録した、傑作ロマンティックコメディです。名門貴族のアフォード家を舞台に、下町育ちの青年ビルが紳士として成長する過程や、恋人サリーとの恋模様を描き、『マイ・フェア・レディ』の逆転版とも呼ばれています。
日本では1987年、宝塚歌劇団によって初演されました。あまりの大人気で、同年にすぐ再演されるほど。約35年にわたって何度も再演されている、宝塚歌劇団でも特に愛されている海外ミュージカルです。
東宝製作公演としては、2003年に唐沢寿明さん・木村佳乃さんのコンビで初演されました。さらに2006年と2009年、当時20代にして数々の人気作で大役を務めていた井上芳雄さん、笹本玲奈さんのW主演で再演されています。
本作の魅力といえば、イギリスのミュージックホール音楽をベースに、軽快な音楽とタップダンスがふんだんに盛り込まれていること。名物の「ランベスウォーク」も見逃せません。キャストが踊りながら階段を降り、客席へやってくる演出が大人気なんです。一度観たら、きっとやみつきになってしまうと思いますよ!
そんな不朽の名作が、2026年12月、東宝製作作品としては約17年ぶりに、新演出・新キャストで上演されることになりました!今回はどんな顔ぶれが揃うのでしょうか?
ミュージカル『ミー&マイガール』はどんなストーリー?
1930年代後半、イングランドのロンドン。
由緒正しい名門貴族ヘアフォード伯爵家では跡継ぎを残さないまま当主が亡くなり、伯爵家の後継者選びが問題となっていた。
当主の遺言は、若い頃のあやまちで出来た一人息子ウィリアム(ビル)の行方を捜し出し、彼が貴族に相応しい人物なら爵位と全財産を継がせ、そうでなければ年金を受け取らせて隠居させるというものだった。
この問題を話し合う為、遺言執行人である公爵夫人マリア、その娘ジャッキー、公爵夫人の甥ジェラルド、そしてマリアの友人でもう一人の遺言執行人である男爵 ジョン卿らが伯爵邸に集まる。
だが、一家の弁護士パーチェスターが見つけたビルはロンドンの下町・ランベスで育った、無教養でがさつな青年だった。ジョン卿はビルを認めないが、公爵夫人マリアはビルを紳士に仕立てようと、厳しい後継ぎ教育を始める。
婚約者のジェラルドと結婚すればヘアフォード家の爵位と財産が転がり込むと思っていたジャッキーはジェラルドを見限り色仕掛けでビルに迫るが、ビルには同じく下町・ランベス育ちの恋人サリーがいて、一途な愛を貫くビルはジャッキーにはなびかない。
一方、サリーは下町出身で貴族に求められる礼儀作法を身に着けていないと、ビルとの関係をマリアに認めてもらえない。マリアの教育で日に日に貴族らしくなっていくビルの姿を見て、やがてサリーは、身を引こうと決心するー。
三浦宏規×上白石萌音が「ランベスキングとランベスクィーン」に
久しぶりの上演にあたって演出を務めるのは小林香さん。ミュージカル界を代表する演出家の1人です。
2010年から続く『SHOW-ism シリーズ』や、『マドモアゼル・モーツァルト』(2021年)、『王様と私』(2024年)など、数多くの話題作を手掛けてきました。
その活躍は2026年もとどまることを知りません。5月には韓国発ミュージカル『レッドブック〜私は私を語るひと〜』の日本版演出・上演台本・訳詞、9月にはバレエ漫画の金字塔の舞台『SWANー白鳥ー』(有吉京子さん原作)の脚本・演出を務めます。90年前の名作をどう甦らせるのか、期待が高まりますね!
そして、主人公・ビル役を三浦宏規さんが演じます。『レ・ミゼラブル』マリウス役、ミュージカル『のだめカンタービレ』千秋真一役、『デスノート THE MUSICAL』L役など、幅広い役柄を多彩に演じてきました。2026年5月にはミュージカル『アイ・ラブ・坊っちゃん』の坊っちゃん役も控えます。
5歳からクラシックバレエを始め、いくつものバレエコンクールで入賞経験がある三浦さん。その卓越した表現力は、まさに「憑依」というワードがぴったりだと思っています。冷静に役を分析し、取り込み、徐々にそのキャラクターになっていく……そんな印象のある俳優です。
ビルの恋人、サリー役は上白石萌音さんが演じます。舞台『千と千尋の神隠し』、ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』で、第30回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞するなど、目が離せない存在です!
上白石さんは、幼少期からミュージカルとクラシックバレエを習っていたとのこと。そこで培った経験は、舞台やアーティスト活動で存分に活かされていると、いちファンとして感じています。『ミー&マイガール』で彼女のダンスと歌声を観られるのが、本当に楽しみです……!
三浦さんと上白石さんは、舞台『千と千尋の神隠し』の初演からハク役、千尋役として共演してきました。2024年の舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演に合わせ、2人で『ミー&マイガール』の舞台、ランベスを訪れたともコメントしています。現地で感じた空気が、きっと本番に生かされることでしょう。
ほかにも、星風まどかさんや小野田龍之介さん、荒川務さん、池田成志さん、瀬奈じゅんさんなど、名実ともに日本を代表する俳優陣が勢揃いしました。思わず口ずさみたくなるミュージカルナンバーに溢れた傑作を、ぜひ劇場でご覧ください。
ミュージカル『ミー&マイガール』は、2026年12月に「EX THEATER ARIAKE」で上演されます。さらに2027年1月〜2月にかけて、博多座と梅田芸術劇場での地方公演も予定されています。詳しい情報は公式サイトからチェックしてみてください!
舞台『千と千尋の神隠し』でも共演した三浦さんと上白石さんが、役作りのため、ともに物語の舞台を訪れたというエピソードに、胸が熱くなりました。そして劇場一体となって盛り上がる「ランベスウォーク」を観るのが、今から待ちきれません!



















