宝塚歌劇団の舞台を観て、「もっと劇団やタカラジェンヌのことを知りたい!」と思う方もいるのではないでしょうか?舞台写真やインタビュー記事など、さまざまな視点から宝塚歌劇団の魅力に触れられたら、もっと観劇を楽しめそうですよね。今回は、宝塚歌劇団で公式に発行される書籍のなかでも、特におすすめの雑誌2冊についてご紹介します。

宝塚歌劇団の公式雑誌をチェックしよう!

宝塚歌劇団の関連書籍は多数出版されていますが、劇団公式の雑誌や写真集も充実しています。特に『歌劇』と『宝塚GRAPH』は、ファンから長く愛されている月刊誌です。こちらの2冊は一般の書店で取り扱われているので、宝塚歌劇団の初心者でも手に取りやすいのではないでしょうか。もちろん、公式グッズショップ「キャトルレーヴ」のオンラインショップからも購入できます。

また、このほかにも、ファンの心をくすぐるラインナップが勢ぞろい。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

Le CINQ(ル・サンク)公演ごとのステージ写真集で、脚本の掲載もあり
公演プログラム公演ごとに販売される冊子。作品のあらすじやキャストなど、公演情報を掲載
宝塚おとめ全タカラジェンヌのプロフィールを掲載した「生徒年鑑」
TAKARAZUKA REVUE(タカラヅカレビュー)年1回発行される情報誌。トップスターを中心としたグラビアとインタビューが満載
ザ・タカラヅカ不定期発行。各組ごとに、所属するタカラジェンヌのプロフィールや写真を掲載

公演プログラムについては、こちらの記事で詳しく取り上げています。

じっくり読み込む『歌劇』

ここからは、初心者にもおすすめの雑誌に注目していきましょう。『歌劇』は1918年に創刊された歴史ある雑誌で、月初に発売されます。コンパクトなA5サイズは持ち歩きやすく、お出かけ先で読む本としてもぴったりですね。

『歌劇』の大きな特徴は、読み物が多いところです。キャストと演出家が公演について語り合う「公演座談会」や、演劇評論家による公演評、タカラジェンヌたちのエッセイ記事。さらに読者からの質問に答えるコーナーまであり、公演の舞台裏をとことん覗ける1冊となっています。

『歌劇』をじっくり読めば、タカラジェンヌたちの舞台に臨む姿勢や、演技に込められた気持ちがより一層強く感じられますよ。

写真にうっとり見惚れる『宝塚GRAPH』

『歌劇』は文字で、そして『宝塚GRAPH』は写真をメインに、宝塚歌劇団の魅力を発信しています。1936年創刊の『宝塚GRAPH』は、毎月20日頃に発売される月刊誌です。

舞台写真や稽古場の写真、オフショットなどがカラーで掲載され、タカラジェンヌの多彩な表情を満喫できます。また、毎号変わる表紙のポートレートは、どのタカラジェンヌがどんな姿で登場するのかわくわくさせてくれますよ。

写真だけでなく、タカラジェンヌの対談やインタビューページもあるので、見応え抜群です。さらに、巻末のおまけシールもファンには嬉しいポイント。推しのタカラジェンヌがいる方や、まずはビジュアルから宝塚歌劇団の世界に飛び込みたい方は、『宝塚GRAPH』を読んでみましょう。

もこ

『歌劇』と『宝塚GRAPH』は、それぞれ違った切り口で宝塚歌劇団の魅力を深掘りしている雑誌です。読み物好きの筆者としては、近々『歌劇』デビューを目論んでいます!