勇気をくれるもの、心の支えとなるもの、教訓として胸に留めたいもの─。文学作品はそんな言葉たちの宝庫です。今回はシェイクスピア作品の中から、恋愛にまつわる名言をご紹介。
01 「ほどよく愛するのだ、それが永き愛の道」
誰もが知っている悲恋の物語、『ロミオとジュリエット』(小田島雄志訳)より。許されざる恋に落ち、思い悩む主人公ロミオへ修道士が語りかける言葉です。恋に夢中になっている若者には物足りなく聞こえる台詞かもしれませんが、大人になると「これこそ真理」とうなずきたくなるものです。何事もほどほどに、平穏に。それが長続きする恋人・夫婦の秘訣。大人になるって、少しさびしいですね・・・。
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02 「まことの恋が平穏無事に進んだためしはない」
こちらは喜劇『真夏の夜の夢』(小田島雄志訳)より。上述『ロミオとジュリエット』の名言の裏返しとも言える一節です。逆に言えば、今恋愛がうまくゆかず悩んでいる方、それは「まことの恋」なのかも…!へこたれず踏ん張りましょう。
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いかがでしたか?何百年も前に書かれた作品の中にも、恋をし、悩み、時に滑稽な行動をとる人々がいます。
行き詰まった時こそページを繰り、彼らのもとを訪れてみてください。恋愛や人生における座右の銘がきっと見つかります。